高品質のパッケージツアーを催行することで有名なクラブツーリズムから、歴代大統領にスポットを当てたパッケージツアーの販売が開始されました。
こちらのツアーは海外旅行ガイドの定番とも言える『地球の歩き方』とコラボしたパッケージツアーとなっています。
通常のツアーでは、ワシントンD.C.は定番の観光地をバスで巡り、そのほとんどは車窓観光で終わってしまいます。
しかし、当ツアーでは従来のパッケージツアーでは訪れないワシントンD.C.のコアな場所にも立ち寄ります。
今回は当ツアーで訪れる場所について詳しく解説しながら、ツアー全体のメリット、デメリットを見ていくことにします。
目次
当ツアーで滞在する都市は全部で3ヶ所
大統領ゆかりの地をめぐる当ツアーではワシントンD.C.、フィラデルフィア、そしてニューヨークの3都市を訪れます。
このうち、ワシントンD.C.では郊外のマクリーンに2連泊し、フィラデルフィアでは3日目に1泊、4日目以降はニューヨークに宿泊となっています。
ワシントンD.C.で訪れる観光スポットとツアー行程について
当ツアーではワシントンD.C.はツアーの前半、2日目と3日目の2日間かけて観光します。
通常のツアーでは、ホワイトハウスや合衆国議会議事堂などの定番スポットをバスで巡るため、1ヶ所をあまりゆっくり堪能できないことが多いですが、当ツアーでは行程を見る限り、掲載されている観光スポットは全て入場観光と下車観光となっています。
ワシントンD.C.滞在中に訪れる観光スポットは次の通りです。
滞在1日目:
アーリントン国立墓地
リンカーン記念堂
トーマス・ジェファーソン記念堂
フォード劇場とピーターセンハウス
スミソニアン歴史博物館
ワシントン大聖堂
滞在2日目:
マウントヴァーノン
ギャツビータバーン(昼食)
上記の観光スポットのうち、下車観光はリンカーン記念堂、ジェファーソン記念堂、そしてワシントン大聖堂の3ヶ所で、そのほかは全て入場観光となります。
訪れる観光スポットの位置関係について
ワシントンD.C.滞在中に訪れる観光スポットは、アメリカの他の都市と比べてお互い近い距離にあるため、移動で疲れてしまうことはほぼないと言って良いでしょう。
滞在1日目に訪れる場所はアーリントン国立墓地以外は全てワシントン市内にあり、しかもワシントン大聖堂を除くすべての観光スポットが徒歩や自転車でも巡れる場所にあるため、1ヶ所に停まれる時間は一般的なツアーと比べてかなり余裕があると言えます。
また、滞在2日目はマウントヴァーノンとギャツビータバーンの2ヶ所立ち寄ることになっていますが、後者はレストランなので観光スポットは実質1ヶ所です。
当ツアーは買いか?メリット、デメリットを解説
大統領に焦点を当てたクラブツーリズムのパッケージツアーですが、参加する前に気をつけておきたいポイントがあるので、紹介しておきます。
当ツアーのメリット:
ワシントンD.C.を訪れるパッケージツアーの中でも、ほとんどの行程で入場観光と下車観光となっている点がこのツアーの最大のメリットと言えます。
また、滞在1日目に訪れる観光スポットは実質ナショナルモール付近に点在しているので、移動にかかる時間は他のアメリカツアーと比べて断然に少ないです。
さらに、このツアーで嬉しいポイントとして、利用航空会社は日系のANAで、初めての海外旅行でも安心してフライトを愉しめることと、現地到着日は観光しないでショッピングセンターで買い物、その後ホテルに直行なので、ゆっくりと体を休めてから2日目以降の観光に向かうことができることです。
当ツアーのデメリット
ワシントンD.C.を2日間かけて周ることができるツアーですが、参加する前にいくつか気をつけておきたいポイントがあります。
当ツアーでは行程に書かれている観光スポットは全て入場観光と下車観光となっていますが、下車観光はその名の通り、バスを降り、外観のみを観光するだけで、建物や記念碑の中に入ることはありません。
そのため、リンカーン記念堂とジェファーソン記念堂では建物手前にある階段の下から記念堂を見上げるだけで、中にあるリンカーン大統領の坐像やジェファーソン大統領の立像、建物に刻まれている碑文などを間近で観ることができません。
また、ワシントン大聖堂では「アポロ11号が持ち帰った月の石が埋め込まれたステンドグラス」とありますが、こちらも下車観光となっているため、実際に礼拝堂に入ってステンドグラスをはじめ、細かい装飾が施された聖壇など、荘厳な雰囲気を堪能することはできません。
これらの場所をゆっくり観て周りたい方は、個人旅行かフリープランに申し込むことをおすすめします。
歴代大統領にスポットを当てた新しい視点のパッケージツアー
ワシントンD.C.を2日間かけて周る当ツアーはこれまでのパッケージツアーとは異なり、定番の観光スポットをただ巡るのではなく、歴代大統領ゆかりの地というテーマに沿って観光地を巡る新しい視点のパッケージツアーとなっています。
パッケージツアーという性質上、すべての観光スポットをじっくり堪能することはできませんが、定番の観光スポットをただ巡るだけでは物足りない方や、効率よく、しかも快適なパッケージツアーを探している方などにとってはうってつけのツアーとなります。
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