日本から直行便で約13時間の場所にあるワシントンD.C.は、アメリカ合衆国の東海岸、メリーランド州とヴァージニア州の間を流れるポトマック川のほとりにあります。首都ワシントンがある地域は、どこの州にも属さない行政特別区に指定されていて、コロンビア特別区”District of Columbia”と呼ばれ、それを略してD.C.として親しまれています。言わずと知れた合衆国の首都、ワシントンD.C.の魅力を詳しく紹介します。
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日本から直行便で約13時間の場所にあるワシントンD.C.は、アメリカ合衆国の東海岸、メリーランド州とヴァージニア州の間を流れるポトマック川のほとりにあります。首都ワシントンがある地域は、どこの州にも属さない行政特別区に指定されていて、コロンビア特別区”District of Columbia”と呼ばれ、それを略してD.C.として親しまれています。言わずと知れた合衆国の首都、ワシントンD.C.の魅力を詳しく紹介します。
ワシントンD.C.の観光スポットは大きく分けて5つの種類があります。ホワイトハウスや合衆国議会議事堂などの政府機関の建物、ワシントンモニュメントやリンカーン記念堂などの歴史的人物を称えて建てられた記念碑、スミソニアンに代表される美術館や博物館、フォード劇場やオールド・ストーン・ハウスなどの歴史的建造物、そしてワシントン大聖堂などの教会建築です。
ワシントンD.C.の中心に広がる広大な緑地帯、ナショナルモールに点在する数々の記念碑は、どれも巨大で訪れる人を包み込むように迎え入れてくれます。記念碑にある彫像や碑文を眺めて歴史上の人物に想いを馳せていると、ますますこの街の虜になるでしょう。
キリスト教の信徒が大半を占めるアメリカには無数の教会があります。ワシントンD.C.も例外ではなく、街を歩けば教会に出くわすと言ってもよい程です。大統領が通う教会や、壮麗なゴシック建築が観られる教会など、さまざまな建築スタイルを堪能することができます。
ワシントンD.C.の北西部にはジョージタウンと呼ばれる地区があり、建国当時の面影を今でも残しています。ナショナルモール周辺にある巨大な建築物とは異なって、ジョージタウンの建物はどれも小ぢんまりとした造りで、多くの日本人にとってより親しみを感じるでしょう。
ジョージタウン地区にあるオールド・ストーン・ハウスはワシントン市に現存する最古の建築物で、合衆国建国以前の植民地時代からこの場所に建っています。ここは正にワシントンD.C.発祥の地、当時の市民の暮らしぶりを存分に味わる場所です。