突然ですが、初めてワシントンD.C.に旅行したいと思ったらどのように手配しますか?
多くの方は旅行会社に行ってワシントンD.C.に行くフリープランや東海岸の主要都市を周遊するパッケージツアーに申し込むのではないでしょうか?
フリープランの場合は大抵5日間から7日間、パッケージツアーの場合は6日間から10日以上かけて周るものまでありますが、これらの旅行代金は諸経費込みで最低でも30万円以上はかかってしまいます。
しかし、フタを開けてみるとフリープランの場合はせいぜい航空券とホテル、送迎のみ、パッケージツアーの場合は半日市内観光と博物館を1、2か所周るだけというのが実態です。
このようなプランはとにかくワシントンD.C.の有名スポットだけ観たい場合には良いですが、1か所をじっくり観たい場合や、ガイドブックに載っていない穴場スポットなどに行きたい方にはあまり向いていないでしょう。
そこでおすすめしたいのが個人手配ですが、ここでは旅行会社が出しているフリープランや添乗員同行のパッケージツアーの最低平均金額である30万円を予算に行く方法を紹介します。
目次
予算30万円で行くワシントンD.C.6日間の旅
ワシントンD.C.は観光スポットが狭い範囲に集中しているので、他のアメリカの都市と比べて海外旅行初心者に優しい街と言えるでしょう。
街の歩き方の定番として、1日目にナショナルモール周辺を観光し、2日目に博物館など気になったスポットを巡り、3日目に市内北西区やアレクサンドリア、マウントヴァーノンなどの郊外に出ると言った感じになります。
そのため、日本からワシントンD.C.を旅行するにはフライト時間を含めて最低6日間は必要になります。7日以上滞在できればさらに充実した旅行ができますが、ここでは予算30万のプランを紹介するので、6日間とさせていただきます。
個人手配の基本、航空券とホテルはセットで予約
海外旅行で一番お金がかかるのが現地までの航空券、次にかかるのがホテルです。
個人手配の場合、これらの予約次第で旅行の質が決まると言っても良いでしょう。航空券とホテルはお金がかかりますが、これらにあまりかけてしまうと現地で自由に使えるお金が減ってしまいます。かと言ってあまり安い航空券とホテルを押さえても、駅からものすごく遠かったり、治安が悪い地域だったりするとせっかくの旅行が台無しになってしまいます。
予算30万円の場合、航空券とホテルはできれば20万円以内で抑えると良いでしょう。
宿泊するホテルは市内の北西区かヴァージニア州側の駅近
ワシントンD.C.のホテルは合衆国の首都というだけあってどこも宿泊料金が高めになっています。
しかし、中には立地とは裏腹に料金が安めのホテルもいくつかありますので、できるだけ予算を抑えたい場合にはおすすめです。ただし、安いホテルには安いなりの理由があることを忘れてはいけません。
そのようばホテルの周辺は治安が極端に悪かったり、観光スポットまで遠い場所にあったりします。
では、できるだけ安く泊まれて安全で便利なホテルはどのような場所にあるのでしょうか?
ワシントンD.C.の場合、市内の北西区であればコロンビアハイツ付近を除いてどこも安全と言えるでしょう。暗くなってからも10時くらいまでならどこも比較的人通りがありますので、よほどのことがない限りどのホテルを選んでも間違いはありません。
中でもホワイトハウスの西側、フォギーボトム地区は学生街なのでホテルの宿泊費も比較的安めですし、市内北部のアダムズモーガン地区は地下鉄レッドラインでユニオン駅まで乗り換えなしで行くことができます。
また、ワシントンD.C.からポトマック川を渡ってヴァージニア州側に行けば全体的に市内よりも安めになってますので、地下鉄ブルー、シルバー、オレンジライン沿線のホテルであれば市内よりも安くてアクセスが便利なホテルが見つかるかもしれません。
航空券は直行便ではなく乗り継ぎ便を利用
日本かワシントンD.C.へは羽田からANAとユナイテッド航空が直行便を就航しています。
直行便は乗り継ぎがないので現地に着いたらすぐに行動できますが、その分料金が高くなってしまいます。また、ワシントンD.C.に到着する国際線は市内から車で30分以上離れたところにあるダレス空港に到着しますので、現地に着いた後も多少移動に時間がかかってしまいます。
一方乗り継ぎ便を利用する場合、到着初日は夜になってしまいますが、選択肢が豊富でできるだけ安い料金で予約できます。また、到着する空港は市内からポトマック川を渡ってすぐのところにあるレーガン空港も選べるので、この場合宿泊するホテルまでの移動がかなり楽になります。
出発日は木曜日か金曜日が狙い目
個人手配の場合、パッケージツアーと違って出発日も自由に選べますが週末、特に木曜日か金曜日が狙い目です。
これらの曜日は他の曜日と比べて旅行代金が安めになってるので、できるだけ現地で使えるお金を確保するためにも、出発日は慎重に選びましょう。
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