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東武ワールドスクエアにあるホワイトハウスのミニチュアモデルを鑑賞

栃木県日光市にある東武ワールドスクエアには、世界中の有名建築物がミニチュアで再現されており、観光客はガリバーの目線で愉しむことができる施設となっています。

その中にホワイトハウスがあり、建物や庭などが本物そっくりに再現されています。

25分の1に再現されたホワイトハウス

ワールドスクエアにある建物や、人形などは全て25分の1で再現されています。

制作にあたっては実際にスタッフが現地に赴いてスケッチや計測などを行い、それらのデータに基づいて精巧なミニチュアを造り上げています。

ホワイトハウスについてはセキュリティ上の理由などから、実際の計測は不可能ですが、ある程度外から観ることができますし、衛生写真をはじめ、多くの画像がありますので、それらを基に再現されています。

25分の1で再現された大統領夫妻と副大統領の人形。奥にはシークレットサービスも立っている。
25分の1で再現された大統領夫妻と副大統領の人形。奥にはシークレットサービスも立っている。

ホワイトハウスを取り囲む庭に植えられている植物は全て本物で、毎日職人によって手入れされています。

また、半円形のバルコニーで有名な南ポルティコには、現職の大統領夫妻と副大統領が、そして両サイドを取り囲むようにシークレットサービスの人形が立っており、反対側の北ポルティコにもドアの両サイドに立っています。

庭に目を向けると、サウスローンは広大な芝生と9機の噴水、そして建物から伸びる道路の一部、正面側であるノースローンは建物付近の道路のみが再現されています。

建物をより際立たせる工夫、実際にはない東武ワールドスクエアならではの演出とは

ノースローンは建物付近のみの再現になっている。
ノースローンは建物付近のみの再現になっている。

25分の1で忠実に再現した世界をテーマにしている東武ワールドスクエアですが、建物を際立たせるためにさまざまな工夫が至る所で垣間見えます。

一人一人異なった表情を見せる人形はあまりにも有名ですが、ここで注目したいのは建物を取り囲む庭などは、あえて一部しか再現されていないという点です。

ホワイトハウスに関していうと、バルコニーがあるサウスローンの敷地はさらに広く、建物から両サイドに縁を描くように伸びる道は途中で枝分かれした後、サウスローンを横に貫く道に合流し、9機の噴水は道の外側にあるのが実際の庭ですが、ここでは約半分の面積にまで削られ、道が2つに枝分かれしたところで終わっていて、噴水に至っては完全に東西を貫く道の内側に位置しています。

途中で削られた敷地内の道
途中で削られた敷地内の道。実際はここから東西に走る道につながっていて、噴水はその外側にある。

また、ノースローンに至っては建物付近の道のみとなっていて、噴水は再現されていません。

これを忠実に再現してしまうと、広大な敷地を確保したり、造営するためのコストがかかってしまうだけでなく、建物までの距離が遠くなってしまうため、テーマパークのコンセプトから逸脱してしまうことから、敢えて庭を削って建物をより近くで観えるようにしています。

実際には敷居が高い場所も気軽に観られる、日本のホワイトハウス

ワシントンD.C.に旅行したら外せない観光スポットとして一番に挙げられるホワイトハウスですが、実際に行くとなると交通費やホテル代などはもちろん、たくさんの警備員がいる中で観ることになるので、ちょっと敷居が高いと感じることもあるでしょう。

ましてや中に入るとなると、年2回のガーデンツアーに参加するか、合衆国議会議員の紹介を通して申し込まない限り、行くことはできません。

しかし、東武ワールドスクエアでは建物の中には入れませんが、実際には遠目でしか観ることのできないホワイトハウスを至近距離で観ることができます。

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2017年、一般観光客としてホワイトハウスの内部を見学したのをきっかけに、ワシントンD.C.に旅行する日本人向けに当サイトを開設。ワシントンD.C.の魅力と旅を心から愉しむための裏技など、ここでしか手に入らない情報をお届けします。

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