ワシントンD.C.は世界中から多くの観光客が集まります。彼らの多くはホワイトハウスや合衆国議会議事堂などの政府機関やスミソニアンに代表される美術館や博物館などを訪れます。
市内の北西区にあるジョージタウンやデュポンサークル周辺にはおしゃれなお店が建ち並び、夜遅くまで多くの人で賑わっています。
街から少し離れるとそこには大自然が広がっていて、世界をリードする首都のすぐそばとは思えないほどの雄大さに圧倒されることでしょう。
海外旅行初心者が敢えてワシントンD.C.に行くべき理由については以前の記事で紹介しましたが、今回はある程度海外旅行に慣れた方がワシントンD.C.をより深く愉しむべき理由をお伝えします。
目次
『トラベル D.C. ー ワシントンD.C.を100倍愉しむ』サイトタイトルが意味するもの
海外旅行中級者以上の方がワシントンD.C.を訪れるべき理由は、このサイトのタイトルである『トラベル D.C. ー ワシントンD.C.を100倍愉しむ』に集約されています。
「トラベル D.C.」はその名の通りワシントンD.C.を旅することで、有名スポットからちょっとディープな場所まで広い視点でワシントンD.C.を観ることを意味しています。
それに対して「ワシントンD.C.を100倍愉しむ」はワシントンD.C.をより深く、そして誰よりも多く愉しもうという目的が込められています。
そして注目していただきたいのが、「楽しむ」のではなく、「愉しむ」であるということです。では「楽しむ」と「愉しむ」の違いとは一体なんなのでしょうか?
「楽しむ」は受動的で、「愉しむ」は能動的
「楽しむ」と「愉しむ」の大きな違いとして、受動的か能動的かの違いといって良いでしょう。
「楽しむ」の楽は「らく」とも読めるように、楽することが前提にあります。楽するというと場合によってはあまり良くないイメージがありますが、旅行するにあたって楽することは決して悪いことではありません。
では何故、このサイトでは「楽しむ」ではなく「愉しむ」なのでしょうか?
それは「愉しむ」は能動的でわかりやすくいうと「心から思いっきり楽しむ」ことだからです。「愉しむ」という字にはりっしんべんがありますが、これは心を表し、その字の通り心から楽しむことを意味しているのです。
せっかくあなたの貴重な時間を割いてワシントンD.C.に行くのですから、限られた時間内で誰よりも多く、深く、そして心から愉しみたいと思うのではないでしょうか?
心から愉しむには旅行前にそれなりの準備をしなければなりません。準備とは単なる旅支度ではなく、いかに多く情報を持ち合わせているかです。
旅の関する情報をより多く持ち、それを活かすことができるかどうかが旅を愉しむことにつながるのです。
【添乗員も実践】D.C.旅行で必要な情報は地理、歴史、そして宗教
ワシントンD.C.に行こうと決めたら旅支度としてパスポートの申請やESTAの登録などがあるでしょう。
それと同時に旅をより深く愉しむために現地の情報をより多く手に入れることが成功への鍵となります。
旅を成功させるための情報はワシントンD.C.の地理、歴史、そして宗教を理解することからで、この3大情報は旅のプロフェッショナルである添乗員も実践しています。
ワシントンD.C.の地理をマスターすれば現地でまず道に迷うことはありません。歴史をマスターすればこの街が何故このような形で、今もなお世界中の人から魅了され続けているのかを、そして宗教を理解することでワシントンD.C.に暮らす人たちの価値観を知ることができます。
この3つを知っているか知らないかだけでも、旅の質が格段と違ってくるのです。
「愉しむ」の向こう側に「楽しむ」がある
旅行は「楽しむ」もので、地理だの歴史だの、ましてや宗教なんて勉強するのは嫌だ、そう思ってしまうかもしれません。
しかし、本当に旅を楽しみたいのであれば尚更、この3大情報は必要なのです。
たとえ添乗員同行のパッケージツアーに参加するとしても、知っているだけで添乗員の話が自然と耳に入ってきますし、個人旅行では現地の人のように街歩きを楽しむことができるようになります。
ワシントンD.C.を「楽しむ」ために、心から「愉しむ」ことに全力を注いでみてはいかがでしょうか?
「楽しむ」ために「愉しむ」ことを「楽しめる」ようになれば旅の上級者
旅行を「楽しむ」ために心から「愉しみ」、それ自体が楽しめるようになったあなたは旅の上級者の仲間入りです。
特にワシントンD.C.でそれが出来るようになった頃には、それまでとは全然違った自分に成長していることでしょう。
なぜならば、ワシントンD.C.は政府機関の建物があるということから、世界中のリーダーが集まる場所で、自分より高いステージにいる人たちの中に飛び込むことで自分のステージも自然と上がっていくことにつながるからです。
人間は周りの環境に大きく左右されるというのは有名な話で、自分よりも高いステージにいる人たちに交じることが、旅に限らず全てのことを成功につなげる鍵になるのです。
「ワシントンD.C.を旅することで自分自身を高めることが出来る。」
このことに気づき、旅を心から愉しむことが出来るようになること。それが『トラベル D.C. ー ワシントンD.C.を100倍愉しむ』が目指す本質です。