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映画『フォレスト・ガンプ』に登場する観光スポット、リンカーン記念堂とリフレクティング・プール

ワシントンD.C.の有名な観光スポットといえば、ホワイトハウスやアメリカ合衆国議会議事堂を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。実際に2ヶ所とも多くの観光客が訪れていますし、知らない人はいないのではないかというぐらい有名な場所です。その2ヶ所が含まれている「ナショナルモール」の一画に、「リンカーン記念堂」と、「リフレクティング・プール」と呼ばれている長方形の池があります。どちらもワシントンD.C.の観光スポットになっており、日中に訪れても夜に訪れても絶景を堪能できるのでおすすめです。

観光スポットとしての魅力

周囲の自然とともに水面に映る絶景を愉しめる

リフレクティングプール

リフレクティング・プールとは、周囲の風景が水面に反射されるようになっている池のことです。青空を映していたり、水面できらきらと太陽が反射されたりしているだけでも十分きれいなのですが、このプールは、リンカーン記念堂の目の前からワシントン記念塔に向かってのびており、記念塔の手前にある「第二次世界大戦記念碑」まで続いています。そのため、リンカーン記念堂側から見ればワシントン記念塔が、逆にワシントン記念塔側から見ればリンカーン記念堂が水面に反射して見えるのです。青空をバックにしていても映えますし、夜にライトアップされたものが映っていても見応えがあります。建造物を水面に反射させている様子は、ポスターやポストカードにも使用されているほど人気です。

また、周囲に自然が多いため、リフレッシュ目的や旅の途中で一息つきたい時などに訪れるのもおすすめです。

誰でも気軽に映画の気分を味わえる

リンカーン記念堂

ロケーションの良さから、このプールは数多くの映画の撮影場所としても使われてきました。中でも有名なものといえば、『フォレスト・ガンプ/一期一会』ではないでしょうか。1950~1980年代のアメリカ史を交えて描かれたヒューマンドラマで、主人公による過去回想というかたちで物語が進んでいきます。作中のワンシーンで、主人公が想い人の女性とプールの真ん中で抱き合う非常に有名なシーンがあるのですが、このシーンが撮影されたのがリフレクティング・プールなのです。その場に立ってみるだけで、映画の中に入ったような気分を味わえます。

ただし、当然のことながら映画のようにプールの中に入ることができません。

リンカーン記念堂は一般公開も

プールのロケーションを満喫したら、次はリンカーン記念堂に入ってみてはいかがでしょうか。こちらはその名の通り、第16代大統領エイブラハム・リンカーンを記念して建てられたもので、12月25日のクリスマスを除いて一般公開されており、午前8時~午前0時まで入館できます。建物の様式美やリンカーンの石像など、リフレクティング・プールとはまた違った美しさを愉しめることでしょう。

リンカーン記念堂について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

世界の一流が集まる街、ワシントンD.C.へ。

CrossGateway

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2017年、一般観光客としてホワイトハウスの内部を見学したのをきっかけに、ワシントンD.C.に旅行する日本人向けに当サイトを開設。ワシントンD.C.の魅力と旅を心から愉しむための裏技など、ここでしか手に入らない情報をお届けします。

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