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気分はまるで大統領、黒塗りのリムジンで優雅なひと時を過ごす方法

アメリカ合衆国の首都といえばワシントンD.C.、ワシントンD.C.といえばホワイトハウス、せっかくワシントンD.C.に行くのだから、大統領みたいに黒塗りのリムジンに乗ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか?

ただ、リムジンというとどうしても料金が高いイメージがあり、なかなか手が出せないのも事実です。

リムジンはタクシーとは違い、定額制なので時間内であれば安心して利用できますが、1分単位での時間指定ができませんのでその分どうしても値段が跳ね上がってしまいます。

また、大抵の場合は専属のドライバーが付くので、当然のことながら利用料金に彼らの人件費も含まれていますし、それとは別にチップの払わなくてはなりません。

そこで今回は現地での観光ではなく、空港とホテル間の送迎でリムジンを利用する方法について紹介します。

リムジンとは

大統領専用リムジン

リムジンと言うと運転席と後部座席の間に仕切りがあって胴体が長い車をイメージすることが多いのではないでしょうか?

このタイプのリムジンはストレッチリムジンと言い、メーカーで造られた車体を改造業者が買い取り、車体の前後を切り離して独自に製造した胴体をつなぎ合わせて作られているものです。

2000年代初めくらいまでは、アメリカのほとんどの大都市で多く走っていましたが、環境問題や車自体の耐久性などの意識が高まっている今ではほとんど見かけなくなりました。

ではここで言うリムジンとはどのようなものかと言うと、リムジンサービスのことを指します。リムジンサービスとは1時間ごとに区切られた定額制の配車サービスのことで、日本ではハイヤーといった方が馴染みがあるかもしれません。

リムジンを利用する場合、大抵3時間か4時間で契約し、それ以降は1時間ごと、最高で12時間程度まで指定できます。

時間を指定し、その範囲内で行きたい場所を事前に伝えておくことで、その場所まで連れて行ってもらえます。また、時間内であれば途中下車もできるので、通りがかりに気になるスポットを発見した場合でも気軽に立ち寄ることができます。

空港とホテル間で気軽にリムジンを利用

キャディラックの内装

時間内であればかなりの融通が利き、効率よく観光できるのがメリットですが、その分どうしても利用料金が跳ね上がってしまいます。

そこでもっと気軽にリムジンを利用する方法が、空港とホテル間の送迎です。

送迎プランなので途中他の場所に立ち寄ることはできませんが、重いスーツケースなどを抱えていることが多い空港とホテル間で、一番効率よく、そして優雅に移動できるのがリムジンです。

リムジンの予約は出発前に日本で

リムジンは基本的に事前予約制なので、旅の準備段階で予約を完了させておきましょう。

現地の空港でも手配できないことはありませんが、慣れない海外で言葉などに苦労しながら手続きするよりも、日本にいる時に日本語で予約しておいた方が何よりも気が楽です。

現地で予約する場合、基本的に混載送迎になるので、運が悪ければ全く関係のないホテルに散々寄り道されて、自分の番が一番最後だったなんて言うこともよくあります。

リムジンの予約は必ず出発前に済ませておきましょう。

おすすめのリムジン会社

ワシントンD.C.には様々なリムジン会社がありますが、今回おすすめするのはニューヨークに本社があるGroundLinkです。

GroundLinkは世界中の主要都市でリムジンサービスを提供している会社で、それぞれの都市で空港送迎や時間指定のサービスを展開しています。

中でもおすすめな点は保有する全ての車両が黒塗りの車であると言うことです。

キャディラック CTS
GroundLinkで提供している車両の一例。

ほとんどのリムジン会社は人数に応じて大まかな車の種類を選ぶことはできますが、細かい車種や色などは指定できません。

しかし、GroundLinkでは車種は指定できませんが、全ての車が黒塗りの車両なので、効率よく移動できるだけでなく、優雅なひと時を過ごせます。

また、専属の運転手が付いた黒塗りの車に乗っているので、大統領になった気分で街並みを眺めながら移動できるでしょう。

もう一つGroundLinkを利用するメリットとして、お出迎えのサービスがあることです。

多くのリムジン会社では現地の空港に着いたとき、自分自身でリムジン会社に確認の電話をして空港のカーブサイドで待たなければなりませんが、GroundLinkのお出迎えサービスでは指定の場所で名前が書かれたボートを掲げて待っていてくれるので、すぐに合流することができます。

黒塗りのリムジンを利用するメリット

Lincoln MKT

「荷物を運ぶのが嫌なら空港とホテルの移動はタクシーで済ませればいいのでは?」と思う方も多いのではないでしょうか?

確かに同じ距離を移動するのであればタクシーの方が料金も安く効率が良いですが、黒塗りのリムジンをあえて利用するのにはそれなりのメリットがあります。

ワシントンD.C.は言わずと知れた合衆国の首都であり、世界中から様々な著名人が集まります。彼らは当然のことながら市内のホテルを利用し、専用のリムジンでホテルに横付けすることが多いのです。

そこで彼らと同じような行動をすることで、ホテルスタッフに良い印象を与えることができ、滞在中により良いサービスを受けられることにつながるのです。

良いサービスを受ければ、自然と旅の高揚感が高まり、結果的に良い旅の思い出になります。

リムジンサービスのデメリット

優雅な気分に浸ることができるリムジンサービスですが、リムジンサービスのデメリットとして、利用料金が高いことです。

例えばタクシーを利用した場合、レーガン空港と市内のホテル間の料金は20ドル程度で済むところ、リムジンでは60ドルほどかかってしまいます。

また、ほとんどのリムジン会社では現地に着いたら確認の電話をし、空港やホテルのカーブサイドで待たなければなりません。

気軽に移動したい場合はタクシーの方が便利であることは間違いありません。

GroundLinkの予約はエクスペディアで

黒塗りのリムジンでワシントンD.C.を移動したい場合は、GroundLinkを利用しましょう。

リムジンの予約は、エクスペディアの現地ツアーから空港送迎の項目を選んで利用する日にちと時間を指定すれば検索結果が現れます。

そこからGroundLinkを選んで予約を完了させれば日本での手続きは完了です。予約は全て日本語で完結しますので、初めての方でも安心です。

エクスペディアとGroundLinkからそれぞれに確認のメールが届きますので、大切に保管してください。なお、現地では英語で書かれたGroundLinkからのメールを見せればあとは運転手が指定の場所まで連れて行ってくれます。

黒塗りのリムジンでワシントンD.C.を優雅なひと時を

リムジンと言うとどうしても高嶺の花と思ってしまいがちですが、空港とホテル間の送迎で利用すれば、それほど高い金額を払わず気軽に利用できるでしょう。

世界中から著名人が集まるワシントンD.C.で、是非黒塗りのリムジンに乗ってみてください。

世界の一流が集まる街、ワシントンD.C.へ。

CrossGateway

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2017年、一般観光客としてホワイトハウスの内部を見学したのをきっかけに、ワシントンD.C.に旅行する日本人向けに当サイトを開設。ワシントンD.C.の魅力と旅を心から愉しむための裏技など、ここでしか手に入らない情報をお届けします。

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