日本からワシントンD.C.にはANAとユナイテッド航空が東京から直行便を運航しています。
ワシントンD.C.地域には3つの空港があって日本からの直行便はANAもユナイテッド航空もダレス空港に到着します。ダレス空港はワシントン市中心部から約27マイル(約43キロ)ほど離れた場所にあります。
そこで今回はダレス空港とワシントン市内の宿泊先間の移動手段を徹底比較したいと思います。
ダレス空港は日本でいうところの成田空港のような位置付け
ワシントンD.C.からポトマック川を渡ってすぐのレーガン・ナショナル空港が羽田空港のような場所なのに対して、市内から離れた場所にあるダレス空港は成田空港のような存在といえるでしょう。
レーガン空港からの送迎プランが気になる方はこちらをご覧ください。
ここでは移動手段として電車、タクシー、シャトルバン、そしてリムジンの4つの交通手段を比較していきます。
電車で気軽に市内へ移動
ダレス空港にはワシントン市内へ向かう電車はシルバーラインを利用することで移動ができます。
安い金額で移動できるのが魅力ですが、空港からワシントン市内に向かう電車であるシルバーラインはワシントン市内に入ると地下深くに潜るので、地上に出るまで長い距離を歩かなければなりません。
スーツケースなどを抱えている場合は自分で持ち運ばなければなりませんし、大きな荷物を抱えているといかにも「観光客」と見られてしまうので、その点は気をつけましょうね。
タクシーは移動が楽でリムジンと比べて料金が安い
空港からホテルに向かったり、その逆の時は荷物が多いのではないでしょうか?
そんな時はタクシーが便利です。日本でタクシーというとちょっと敷居が高いイメージがありますが、ワシントンD.C.では日本よりも比較的多く走っていて、気軽に利用できる交通手段のひとつです。
特に大きな荷物を抱えている場合、海外では観光客オーラが丸出しになり、かなりのリスクです。
空港から市内への料金はおおよそ60から70ドルで別途チップが15から20%かかります。
シャトルバンを利用する人はほぼ観光客
空港から出ているシャトルバンは多くの観光客が利用する交通手段です。乗り合いのため、自分のホテルに到着するまで時間がかかることもありますが、乗り合わせた他の人が利用するホテルの外観を愉しめるというメリットがあります。
「今度はこのホテルにしてみよう」と色々調べてみるきっかけになって、旅の楽しみが一層深まりますよ。
リムジンでVIPな気分を
リムジンというと長~い車体のお金持ちが乗る車というイメージがあるのではないでしょうか?
事実、大統領が移動するときも専用のリムジンで移動しますし、一度は乗ってみたいと思う方も多いでしょう。
しかし、ここでいうリムジンは空港とホテルの間を送迎する交通手段の一つで、個人、あるいは団体専用に手配された運転手付きの車両で移動するサービスのことです。
タクシーは現地で乗るときに行き先を告げ、移動距離で料金が変わりますが、リムジンは予約の段階で行き先を指定している上、料金も固定なので、移動中にメーターを気にしないで快適に過ごすことができます。
お好みの移動手段で空港とホテルを快適に移動
ダレス空港は日本からの直行便があるので多くの日本人が利用する空港です。しかし、空港はワシントンD.C.の中心部からだいぶ離れていて、市内のホテルまで移動するにはそれなりの時間がかかってしまいます。
状況に応じて最適な移動手段を選んで、是非快適な旅行を愉しんでください。