【保存版】ワシントンD.C.にある日本大使館について、トラブル時に備える

大半の世界の国々には、大使館と呼ばれる建物が存在しています。大使館には各国の人々が在中しており、その地に滞在もしくは居住している、自国の人々の生活を支えたり、自国に訪れようとしている人々のサポートを行ったりするのが仕事です。

在アメリカ合衆国日本国大使館は、ワシントンD.C.の北西区、マサチューセッツ通り沿いに存在しています。ホワイトハウスの北西、ロック川のそばにあり、世界中の大使館が集まっている通りの一画に建っています。休館日を除いた月曜日～金曜日が開館日で、午前9時～午後12時30分、午後2時～午後5時30分の間、対応を受け付けてくれます。緊急の場合は24時間受け付けてくれるようなので、何かトラブルが起こった場合は電話してみると良いでしょう。

旅行者に役立つ、日本大使館でできること

所持金・所持品を紛失した時や盗難に遭った時

紛失や盗難の際は、現地警察への届け出が必要であれば、届け出方法についてアドバイスをしてくれます。日本ならともかく、海外で落とし物をした場合は、手元に戻ってこないことがほとんどです。大切なパスポートを失ってしまった場合も、大使館に連絡すればパスポートの新規発給、もしくは「帰国のための渡航書」の発給のいずれかを行ってくれます。手数料はかかりますが、戻ってこなかった場合は大使館に連絡して発給申請を行いましょう。

また、日本からの送金方法についても教えてもらえるので、財布を紛失したり盗難されたりした場合も迷わず大使館に連絡しましょう。

事件や事故に巻き込まれた時

怪我や被害の状況に応じて、必要な機関への届け出などについてのアドバイスをしてくれ、弁護士や通訳、医療機関など、必要な情報も提供してくれます。日本人によく利用されているところを優先的に案内してくれるので、安心して利用できるでしょう。

また、容体が悪く自分で各所への連絡ができない場合は、大使館が代行で連絡してくれます。家族への連絡や、現地に来てくれる家族のパスポートの緊急発行なども行ってくれるようです。

逮捕や拘禁された時

このような場合には、希望があれば領事面会をしてくれたり、家族への連絡や弁護士・通訳の情報を提供してくれたりします。

緊急事態が起こった時

該当地域の日本人の安全確保や安否確認、必要な支援などを行ってくれます。また、行方不明になった人を探したい時は、捜索願のアドバイスや、必要であれば操作の申し入れも対応可能です。

困ったらひとまず連絡を

大使館は制約があるため、対応できない事例などもあります。しかし、できる限りの範囲で力になろうとサポートしてくれるので、トラブルの際は遠慮なく大使館に連絡してください 。

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