日本からワシントンD.C.に行くとき、多くの方が直行便のANAかユナイテッド航空を利用するかと思います。
しかし、乗り継ぎ便も考慮すればさまざまな航空会社を選べるだけでなく、さまざまなサービスを受けられます。
今回はアメリカ系航空会社のWi-Fi事情について紹介します。機内では時間やネットから解放されたいという方を除き、もはやインターネット環境は手放せなくなっているので、いつでも地上と繋がっていたい方は必見です。
機内サービスなどに関する内容はこちらをご覧ください。
目次
日本に就航しているアメリカ系航空会社
現在、アメリカから日本に就航しているアメリカ系航空会社は、アメリカン航空、デルタ航空、ハワイアン航空、そしてユナイテッド航空の4社です。
このうち、ワシントンD.C.に就航している直行便はユナイテッド航空、ワシントンD.C.への国内直行路線に接続している航空会社はアメリカン航空とデルタ航空で、いわゆる三大キャリアとなります。
これを踏まえて三大キャリアとその他の主要航空会社のWi-Fiについてまとめました。
アメリカン航空

アメリカン航空は日本からロサンゼルスとダラスに就航しており、そこからワシントンD.C.近郊のレーガン空港に接続しています。
Wi-Fiは対応する国内線の機材のみ利用可能で。使用料は10ドル、または月額50ドルのサブスクもあります。
デルタ航空

デルタ航空は日本からアトランタ、デトロイト、ミネアポリス、ロサンゼルス、ポートランド、シアトル、ホノルルに就航しており、ホノルル路線を除いて就航地からレーガン空港、またはダレス空港にアクセスできます。
全保有機材の半数以上がWi-Fiに対応しており、動画ストリーミングにも十分耐えられるほどの速度で快適に利用できます。利用料は5ドルからとお手頃で、iMessage、Facebookメッセンジャー、WhatsAppは無料で利用できます。
なお、国内の主要路線に関しては、T-モバイルとの提携による無料の高速Wi-Fiを利用できます。
ユナイテッド航空

ユナイテッド航空は日本からダレス空港への直行便があり、ワシントンD.C.に行く際最も多くの方が利用しています。
Wi-Fi利用料は8ドルからで、飛行時間やマイレージ会員であるかどうかによって料金が変わってきます。動画ストリーミングについては機材によって変わりますので、搭乗前に要確認です。
三大キャリア以外のWi-Fi事情
国内線に目を向けると、日本に就航している航空会社の他に是非とも選択肢に入れたい航空会社があるので、ここからは国内線でワシントンD.C.に行く際に知っておきたい航空会社のWi-Fi事情をまとめました。
ちなみに、ここで紹介している航空会社はすべてワシントンD.C.から一番近いレーガン空港に就航しています。
アラスカ航空
アラスカ航空はJALと同じワンワールドに加盟しており、シアトルからワシントンD.C.に行く際に便利な航空会社です。
ほぼ全ての機材でWi-Fi利用が可能で、料金は8ドルです。
ジェットブルー航空

ジェットブルー航空はニューヨークをハブとし、全米各地と一部の海外路線を持つ、人気のある格安航空会社の一つです。
全ての機材でWi-Fi利用が可能で、しかも無料という、格安航空会社とは思えないサービスとなっています。
また、ジェットブルー航空は1機ごとに垂直尾翼のデザインが異なり、それぞれニックネームがついているなど、ユニークな一面を持っています。
サウスウエスト航空
サウスウエスト航空はダラスに本拠地を置いている航空会社でJAL、またはアメリカン航空との接続に便利な航空会社です。
Wi-Fi利用料は8ドル、iMessageとWhatsAppは無料です。ただし、NetflixやZoomなど、帯域が大きい通信は使用禁止でアクセスができないようになっていますので要注意です。
スピリット航空
スピリット航空はフロリダ州のフォートローダーデールを本拠地とし、デトロイトを中西部のハブとする航空会社です。
Wi-Fi利用料は内容によって異なり、通常のウェブ閲覧では3ドル、動画ストリーミングを利用する場合は6ドルとなります。
ほとんどの国内線で利用できますが、搭乗前に要確認です。
多彩な選択肢からぴったりの航空会社を選択
日本からワシントンD.C.に行く際、ANAやユナイテッド航空は直行なので大変便利ですが、乗り継ぎ便を選択肢に入れることで多彩なサービスを受けることができます。
機内Wi-Fiで快適な通信環境を手に入れたい方は是非参考にしてみてください。