2025年1月20日、ワシントンD.C.でトランプ大統領の就任式が行われます。今回は、約40年ぶりに屋内での式典が実施されるという異例の体勢となっています。式典が行われる場所は、合衆国議会議事堂の中央にある「ロタンダ」です。なぜ屋内で行われることになったのか、その背景と意義を見ていきましょう。
約40年ぶりの屋内での式典、議事堂の中心で宣誓
合衆国大統領の就任式は通常、議会議事堂の西側正面(ウエストフロント)で屋外開催されるのが伝統です。しかし、今回は1985年のレーガン大統領以来、約40年ぶりに屋内で行われることになりました。これは、当日の悪天候が予想されるためと報じられています。
屋内の会場に選ばれたのは、議事堂の中心に位置するロタンダ。そこには、歴代の大統領や合衆国建国に関わる人物たちの肖像画や彫刻が配置され、アメリカの歴史を象徴する神聖な空間として知られています。この場所での宣誓は、就任式をより厳かで荘厳なものとなることが予想されています。
議事堂の中心であるロタンダとは
ロタンダは、合衆国議会議事堂の中央に位置する円形のホールで、高さ180フィート(約55メートル)のドームが特徴です。このドームは合衆国議会の象徴であり、ワシントンD.C.の中心点でもあります。
内部はジョージ・ワシントンや独立戦争の英雄たちを描いたフレスコ画、合衆国建国の重要な場面を表現したレリーフで彩られています。ロタンダは通常、アメリカの歴史や偉業を称える式典の場として使用されており、大統領就任式が行われるのは非常に稀なことです。そのため、今回の就任式は、アメリカの政治史に新たな一ページを加える瞬間となります。
伝統と歴史の交差点での新たな出発
今回のトランプ大統領の就任式は、天候という現実的な理由から議事堂のロタンダでの屋内開催という選択がなされました。40年ぶりに屋内で行われるこの特別な式典は、議事堂の歴史的な空間とアメリカの伝統が交差する象徴的な場となります。新しいリーダーの誕生が、この厳粛な場でどのように宣言されるのか、世界中が注目しています。
