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アニメ『クレヨンしんちゃん』のグアム旅行とワシントンD.C.ツアーの比較

国民的人気アニメ『クレヨンしんちゃん』で1993年7月12日に放送された「グアム旅行シリーズ」は今もネット上で話題に上がることがあります。

このストーリーではみさえが懸賞に応募してグアム旅行が当たって家族で行くことになるのですが、道中様々なハプニングが起こり、そこから旅行業界の実態を垣間見ることができます。

今回は『クレヨンしんちゃん』のグアム旅行の内容とそこから見える旅行会社の実態、そしてワシントンD.C.のツアーやより旅行を愉しむ方法を紹介します。

グアム旅行のツアー日程

タモン: 写真
タモン (トリップアドバイザー提供)

『クレヨンしんちゃん』のグアム旅行シリーズは全部で5話あります。

1993年7月5日に『グアム旅行が当たったゾ』、そして翌週の1993年7月12日にスペシャルとして通常3話構成のところ4話構成で放送されました。

タイトルはそれぞれ『オラ達家族でグアム旅行だゾ』、『初めて飛行機に乗ったゾ』、『グアムに来ちゃったゾ』、『グアムはサイコーだゾ』となっていて、実際にグアムが描写されているのは『グアムに来ちゃったゾ』と『グアムはサイコーだゾ』の2話です。

あらすじは『グアムに来ちゃったゾ』では飛行機を降りるところからホテルにチェックインし、恋人岬で夕日を眺めることろで終了し、『グアムはサイコーだゾ』ではタモン湾で海水浴を楽しもうとすると名物のなまこに驚いてみさえがパニックになるシーンがあり、その後オプショナルツアーで潜水艦に乗船、そしてショッピングセンターで買い物をして最後にグアムを出国するといった内容です。

なお、入国審査のシーンでみさえとひろしが会話の練習をしているとき、「5デイズ」と答えていたので滞在期間は5日間で、日本とグアムの時差はグアムの方が1時間早く、アニメではグアム到着時は昼間、現地出国時も昼間だったので、比較的早い便で移動していると思われます。

また、旅行中家族だけで過ごしている時間が比較的長いことから、このツアーは現地ガイドが案内するフリープランと言えるでしょう。

これらのことから、野原一家が満喫したグアムツアーの日程を作ってみました。

なお、1993年時点では妹のひまわりはまだ生まれていませんし、飼い犬のシロは同行できないのでこのストーリーでは登場しません。

現地係員が案内するグアム満喫5日間

ツアー日程
1日目成田空港からアクション航空4242便でグアム国際空港へ。

グアム到着(昼間)。到着後、宿泊するホテルへ。
2日目終日自由行動。
3日目オプショナルツアー:潜水艦で海中遊覧。
4日目ショッピンングセンターでお買い物。
5日目アクション航空4241便で成田へ。通関手続き後、解散。
野原一家の行動
1日目
初めての海外旅行で一家はキョロキョロする。

しんちゃんがCAを発見し、ひろしも見惚れてみさえにげんこつされる。

案内カウンターでアクション航空のチェックインカウンターの場所を尋ねるとき、しんちゃんが家の事情をペラペラ話し、みさえに止められる。

グアム行きのアクション航空が4242便で4番窓口でチェックインできることを知って、みさえが「死に死にの死、ねえこれ何とかならないの?」とひろしに尋ねる。

成田の地上係員から出国手続きの説明を受けているとき、しんちゃんが「パスポート無くしたら?」と聞きひろしが焦ってスーツケースを広げて周りに心配をかける。

地上係員がイライラして話しかけようとしたとき、パスポートが出てくる。

一通り説明が終わって質問があるか尋ねられたら、しんちゃんが地上係員に「恋人は?」と聞き、地上係員がキレて「さっさと行きやがれ。」と言い、その場を立ち去る。

セキュリティ検査でひろしは問題なく通過、みさえは引っかかって女性スタッフによるボディ検査を受ける。それに続いてしんちゃんもポケットに入っているものを出すが、必要のないおもちゃがいっぱい出てきて、みさえが「ドラえもんか?お前は」と呟く。

その後しんちゃんがズボンを脱いで「痛くしないで。」と言い、検査官が呆れて「君はいいや。」と言う。

出国手続きを終えてゲートに向かうが、途中動く歩道を見てしんちゃんが「あれ何?」と言い、一家は動く歩道で移動するがしんちゃんは乗る前に靴を脱いでしまう。

歩道を降りた後、みさえがしんちゃんの靴に気づき、しんちゃんが「あっち」と言い、ひろしが慌てて取りに戻る。

搭乗時間ギリギリになってダッシュでゲートに向かう。

すでに他の乗客は席についていて、野原一家は最後に。新人CAの戸田さんが機内安全設備の説明をし終えると、しんちゃんが「マンホール、マンホール。」と叫び、同乗者が「そうだそうだ、アンコール、アンコール。」と叫んで機内の雰囲気は貸切バス状態になる。

それに乗ってCAの戸田さんは「じゃあ、みんなー、乗ってるかーい、愛し合ってるかい。」と叫び、ベテランCAに注意される。

飛行機が離陸するとシートベルトしてなければいけないのに、しんちゃんは座席のアームレストの上に立って「わーいわーい、飛んでる飛んでる。」と大はしゃぎ、最初は他の乗客も黙っていたがそのうちイライラしてきたので、CAが本を持ってくる。

ひろしが「景色はいい加減にして、本でも読んだら?」といったので、しんちゃんは「東スポある?細川ふみえ写真集でもいいよ。」と言う。

CAが機内食を持ってくると、みさえが「あなた、機内食よ、機内食。」と興奮する。

CAが「ビーフ or チキン」と聞いたので一家全員がビーフを選択。しんちゃんが「ビーフの方が高いから母ちゃんがビーフを選びなさいって言ってた。」と言う。

機内食が配られるとみさえが写真を撮りまくってたので、フィルムがもったいないとひろしにカメラを取られる。

金髪のCAが飲み物を配り始めると、ひろしが「金髪のスチュワーデスさん。」と興奮し、写真を撮りまくってみさえにげんこつされる。

みさえが「おバカなパパはほっといて早く食べましょうね。」と言うとすでにしんちゃんは食べ終わってて、おかわりをリクエスト。

みさえに止められると金髪のCAが「余ってるけーん、よかったら食べるかーい。」と言い一家はおかわりする。

飛行機が着陸態勢に入ると一家はお腹を壊し、揃ってトイレに駆け込む。

金髪のCAが「7食分もおかわりするからだよ。」と呆れる。

ベテランCAに「なるべく早く出てください。」と言われるとしんちゃんは「トイレにもシートベルトつければ。」と言い、ベテランCAは「いいアイデアだわ。」と呟く。

体調が悪い状態で飛行機を降りると、グアムの眩しい日差しに照らされ一気に体調回復。

入国審査の列に並んでるとき、みさえがひろしに「ハウ・ロング・ドウ・ユウ・ステイって聞かれたら?」と言い、ひろしが「5デイズ。」、じゃあ「パーパス・オブ・エントリーは?」と聞かれて「サイトシーイング」、などと会話の練習をする。

しかし、実際に担当した審査官は日本語が話せてあっさり入国審査通過。

手荷物受取所に着き、ひろしとみさえは無事スーツケース を受け取るが、しんちゃんのバッグだけ最後に出てくる。

しんちゃんが「オラのは目印がついてるからすぐわかる。」と言い、みさえが「さすが我が子。」と感心するが、いざ出てきた荷物はみさえの下着が巻き付けられていて周りは騒然。

税関を通過後、現地の係員が迎えにきててバスに乗るよう言われ、宿泊先のホテルに向かう。

ホテルに着くとしんちゃんが「泳ごう、泳ごう」と言うが、みさえは「今日はダメ、滞在中の買い出しとかいろいろ計画してきたんだから。」と言いしんちゃんが拗ねて「グアム島妖怪ケチケチ買い出しオババ。」と言い、みさえが「しんのすけ!」と怒鳴り散らす。

ひろしが「せっかくグアムに来たんだから。」とみさえをなだめ、一家は散歩に出る。

しんちゃんはビーチでくつろいでいる女性を見て「おお、ハイグレ。」、「Tバッグ。」などと言って興奮する。

ひろしも便乗するが、当然みさえに見つかって怒られ、お散歩タイムがあっけなく終わる。

みさえが遠くに恋人岬があるのを発見して、「後で行ってみましょう。」と言うがしんちゃんとひろしは乗り気じゃない。

夕方、恋人岬でまったりしようとすると周りは日本人のカップルだらけで、しんちゃんが「ヒューヒュー、そこのお二人さんたち、おあついね、ヒューヒュー。」と言うがひろしに「虚しくないか?」と尋ねられ同意する。

みさえが「こんなに幸せで私怖い。」と言ったので、しんちゃんが「オラはシワシワでケツデカの母ちゃんが怖い。」と言うと「げんこつ」の文字が出るところ、”Guam”の文字が出てその後しんちゃんの頭には3段重ねのコブができる。
2日目タモン湾で海水浴をする。

はしゃいで海に向かおうとするしんちゃんにみさえが「ちゃんと準備運動してから入りなさい。」と言ったのでしんちゃんは「1、2、3、4、5、5の昆布茶。」と言い、即海へ。

続いてひろしとみさえも海に入るが、入ってすぐみさえがタモン湾名物のナマコに気づき、気持ち悪がる。

しんちゃんが身体中にナマコをつけてるのをみさえが見るとパニックになり、バックで海を駆け回り、足がつくところ全てにナマコがいる。

海岸に上がってみさえがナマコを海に捨てると、最後の2匹だけしんちゃんが離さないで「ペットにしようと思った。」と言う。

みさえが「思うだけにしなさい、実現はさせん。」と言うと「やだ、やだ、スーザンとマイケルを埼玉に持って帰るんだ。」と言い、「名前をつけるな。」と言う。

ひろしが「埼玉には海がないからナマコさんは住めないんだ。」と言うとしんちゃんは「じゃあ、海があるところにお引っ越し。」と言い、透かさずひろしとみさえが「するか。」と言う。

ひろしが「海がないとナマコさんは死んじゃうんだ。」と言うと、しんちゃんは「死んじゃうのは嫌だ。」と言い、寂しげにナマコを海に返す。

そのとき「バイバイ、トムとジェリー。」と言いひろしとみさえが「スーザンとマイケルだろ。」とツッこむ。
3日目初めて潜水艦に乗るので、しんちゃんは息ができなくなると思い込む。

いざ潜水艦が海に潜るとしんちゃんは息を止め、苦しむ。

みさえが「大丈夫だよ。」と言うとしんちゃんは安心して息をするが、ひろしがふざけて「嘘。」と言うとしんちゃんがまた息を止める。

みさえがひろしを止めるとしんちゃんは再び息をし、いつもの調子に戻る。

みさえが綺麗な海の中と魚に感動していると、しんちゃんが「母ちゃんペチャパイ。」と言って周りが笑い出す。

みさえがしんちゃんにグリグリしていると、ひろしはダイバーが魚に餌をやってるのを見つける。

乗客が感動しているとしんちゃんはガラスに張り付いてダイバーが驚き、なぜか潜水艦もエラーを起こす。

そしてみさえが「この、おバカー!」と言う。
4日目みさえの「待ってました、イッツおみやげターイム。」で始まる。

ひろしが「なるべく、少ない荷物で帰ろうな。」と言うがみさえは全く聞かない。

「チョコレート30箱ね、後ビーフジャーキー15袋。」と爆買いをする。

その後「やっぱりビーフジャーキー20袋ね。」と5袋追加。

しんちゃんが「オラもオラも、幼稚園のみんなに買っていく。」と言うと、ひろしが「わかったわかった、行ってこい、安くて軽いのね。」と言うが、しんちゃんはティキと言うポリネシア伝統の置物を買おうとする。

店員が「いらっしゃいまし。」と言うとしんちゃんは間髪入れずに「これ4つ。」と買おうとすると、ひろしとみさえが駆け寄ってきて「ドントショッピング、ウィーハブノーマネー。」と言ってどこにでもありそうな根付を人数分買うことになる。
5日目お揃いのシャツを着てグアム国際空港へ。

現地ガイドの挨拶していざ出国しようとすると、しんちゃんは「じゃあ、そう言うことで。」と言って現地ガイドとさろうとする。

みさえが引っ張っていくと「いやだいやだ、オラもっとグアムでリゾートしたい。」と言うとみさえも「私もよ。」、ひろしも「俺もだ。」と残念がり、飛行機に乗る。

アニメで登場する飛行機と航空会社の便名について

アニメで登場する飛行機、アクション航空はもちろん実際には存在しませんが、描かれている機材は当時世界中を飛び回っていた名機、ボーイング747となっています。

日本からグアムまでは約3時間半と、国際線としては非常に短い距離のフライトですが、当時は多くの人にとって飛行機といえばジャンボジェットとして親しまれていたボーイング747というイメージが強かったので、アニメでも747が採用されています。

また、成田から乗る飛行機の便名はアクション航空4242便となっていますが、実際日本からグアムに行く便には3桁の奇数番、グアムから日本に向かう便には3桁の偶数番が割り当てられています。

それから、アニメでは自社便にもかかわらず、コードシェアに割り当てられることが多い4桁の便名になっていますが、これはみさえが「4242便4番カウンター、死に死にの死、ねえあなた、これどうにかならないの?」と言っていたように、視聴者に印象付ける演出です。

アクション航空が加盟するアライアンスがわかる?

現在ほとんどの航空会社はアライアンスに加盟し、マイレージや各種サービスなどを共有していますが、最初のアライアンスができたのは1997年5月14日なので、しんちゃんのグアム旅行が放送された1993年当時にはありません。

また、アニメに出てくる成田空港のターミナルですが、一番最初の看板の描写や天井の形などから、第1ターミナルであことが分かります。当時成田空港は第2ターミナルが前年の1992年に開業し、JALとANAの日系2社はそちらに移っているので、第1ターミナルは外資系航空会社が利用する、今でいうスカイチームが乗り入れる北ウィングや格安航空会社が乗り入れる第3ターミナルのような感じだったと言えるでしょう。

これらのことから、しんちゃんのグアム旅行は懸賞ということもあり今でいう格安旅行と言えるでしょう。

機内食のおかわりは実際できるの?

デルタ航空の機内食一例

飛行機での1番の楽しみは機内食という方も多いのではないでしょうか?

アニメで出てきたように、実際の機内食もおかわりできますし、最低2つのメニューから選ぶことができます。最近ではベジタリアン向けに3つメニューを用意している航空会社もあるくらいですので、今では機内食は1993年当時よりも格段と進化を遂げています。

日本からグアムのフライトで出る機内食は短距離路線でありながら中長距離で出る機内食とほとんど変わりません。飛行時間も短いので機内食をおかわりする人はほとんどいないようですが、そこはアニメ、野原一家は7食分見事にたいらげ着陸直前に全員がお腹を壊していました。

この7食分おかわりは実際のところ、ほとんどの人は不可能ですが、機内食のおかわり自体はほとんどの場合できますので、次回の旅行でぜひチャレンジしてみてください。

宿泊したホテルは最高級?ビューあれこれ

野原一家が無事グアムに入国し、現地の係員と合流して向かったのは宿泊するホテルですが、このホテルはバルコニーがついた高層ホテルになっています。

通された部屋は4848号室のフルオーシャンビューの部屋ですが、アニメならではで実際にはあり得ない内容になっています。

まずホテルの部屋番号ですが、下2桁が部屋番号で上の数字は階数を表しています。そのためアニメに出てくる4848号室は48階の48号室となりますが、実際グアムにはそこまで高いビルは存在しません。これも視聴者を印象付ける描写で、しんちゃんの「しわしわみさえって覚えよう。」という発言を入れるためのものです。

ホテルの部屋ですが、通されたのはバルコニー付きのフルオーシャンビューのホテルです。フルオーシャンビューとは窓に向かって真正面に海が広がり、目の前にはヤシの木などの障害物が一切ない眺めの部屋を指します。

そのため同じオーシャンビューでも真正面に見えなかったりかろうじて見える程度の部屋はパーシャルオーシャンビューと言います。

このほかにもシティビューや公園に面したパークビュー、中庭に面したコートヤードビューなど、眺めによって様々な呼び方があります。

野原一家が泊まったホテルのグレードはフルオーシャンビューではあるものの、格安ツアーであることからそこまで高級ではないと思われます。

観光地あるある、日本人ばっかりの恋人岬

『グアムに来ちゃったゾ』の最後に出てくる恋人岬ですが、グアムの定番観光地になっていて、日本にも同じ名前の岬があることから、多くの日本人に親しまれています。

そのため常に観光客であふれていて、アニメの描写は現実とほとんど変わらないと言って良いでしょう。

ひろしが「それにしてもよ、なんだこの人の数は、日本人ばっかりじゃないか。」というシーンがありますが、これは有名な観光地ほどあるあるの現象です。

日本人旅行者の多くはパンフレットに載っていたりテレビに映ったりする有名観光地に行きたがりますので、現地の観光地は旅行会社などと提携することで多くの日本人観光客を呼び寄せ、大きな収入源となっています。

オプショナルツアーで見るやらせの実態

『グアムはサイコーだゾ』の中間に出てくるオプショナルツアーで潜水艦の乗って海中遊覧をするシーンがありますが、ここにツアー催行会社のやらせが隠されています。

遊覧中にひろしが「おい、ダイバーが魚に餌をやってるぞ。」というシーンがあり、多くの魚を呼び寄せていて、乗客が「おおお」って喜んでいますが、ダイバーはツアー会社から派遣されたスタッフで、観光客に楽しんでもらうために指定の時間になると指定の場所で魚に餌付けをすることでツアーが成り立っています。

そのためダイバーにかかる人件費もツアー代金に上乗せされています。

パッケージツアーあるある、提携土産物店の仕組み

旅行中の楽しみの一つにショッピングという方も多いでしょう。

しかし、このショッピング、きちんと仕組みをわかっていないと旅行自体が台無しになりかねません。

ほとんどの格安ツアーでは提携のお土産屋さんに立ち寄る行程が組まれていて、そこでお土産を買ってもらうことで売り上げの一部が旅行会社に入る仕組みになっています。

そのためツアー参加者は半ば強制的にお土産を買わされる羽目になってしまいます。

アニメではみさえが張り切って「待ってました、イッツ、お土産ターイム。」と言っていますが、裏にはとんでもないお金事情が潜んでいます。

ひろしが「なるべく少ない荷物で帰ろうな。」と言いましたが、みさえは全く耳をかさず「チョコレート30箱、ビーフジャーキー15袋ね、あビーフジャーキーやっぱり20袋、あ、そうそう、ナッツの詰め合わせ。」と言った具合に次々と買いあさっていますので、これだけでも旅行会社に相当お金が流れているでしょう。

ちなみにビーフジャーキーは現在日本に持ち込めません。

それから、しんちゃんも幼稚園のメンバーにお土産を買いたいと言って物色しますが、ティキというポリネシア伝統の置き物を買おうとして、みさえに止められ結局どこにでもあるような根付を買わされています。

また、帰りの際も家族揃ってお揃いのシャツを着ていますので、野原一家は相当旅行会社に貢いだことになります。

しんちゃんのグアム旅行から見る、ワシントンD.C.への旅行にあたって抑えておきたいポイント

ホテルのビューはお好みで、シティ観光とビーチリゾートの違い

ワシントンD.C.の夜明け

しんちゃんのグアム旅行は名所を観光するというより、日常を離れビーチでリゾートを満喫するのが目的ですが、ワシントンD.C.にはたくさんの見どころがあるので、リゾートとは違い必然的にホテルの滞在時間が短くなります。

そこでホテルからの眺めはお好みに応じて最適なプランを選ぶと良いでしょう。

1日中観光する方にとって、眺めが良いホテルを予約しても滞在時間が短いので余計な出費になってしまいますし、逆に観光は程々にしてホテルでゆっくり過ごしたい場合は、ある程度良い部屋を取らないとせっかくの旅行を満喫できません。

常に人で賑わう観光地と賢い過ごし方

ワシントンD.C.はニューヨークやロサンゼルスと比べて、日本人にはあまり人気がないため街を歩いても日本人に出会す確率はそこまで高くはないですが、常に観光客で賑わっているスポットは数多くあります。

代表的なのがリンカーン記念堂で、内部や手前の階段には常に多くの人で溢れかえっています。特に午後は入り口に面しているところがちょうど日陰になるので、階段のところに座って過ごしている方もたくさんいます。

そこで人気をさけてゆっくり観光したい方は、早朝の観光をおすすめします。

早朝観光であれば、時期にもよりますが昼間ほど人が多くないので、自分のペースでストレスフリーな観光を満喫できますし、運が良ければ貸し切り状態で観光できることもあります。

ワシントンD.C.のオプショナルツアーにやらせはあるか?

合衆国議会議事堂

ワシントンD.C.発のオプショナルツアーには、定番スポットを押さえた市内観光から、郊外ツアーまで、幅広いラインアップから選べますが、ツアー中にやらせがあるものはないと言っても良いでしょう。

というのも、ワシントンD.C.は観光地である以前に合衆国の首都として機能していますので、景観規制、特に路上パフォーマンスに関してはかなり厳しいです。そのため、ツアー中に建国当時の衣装を着たスタッフが出てきてパフォーマンスをするなどのやらせはまずあり得ません。

例えば、市内観光ツアーに組まれているアーリントン墓地では毎正午に無名兵士の墓の前で衛兵交替式が行われますが、これは観光客向けでのパフォーマンスではなく、召天者を護衛するための儀式ですので、やらせではありません。

また、アーミッシュの村に行くツアーがありますが、これは今も電気を使わない生活を送っている人たちの生活を体験するツアーで、現地の旅行会社と提携はしているものの、ありのままの生活様式を見せているのでやらせではありません。

ワシントンD.C.に提携みやげ物店はあるの?おみやげを買うときに抑えておきたいポイント

旅行会社を通して申し込むパッケージツアーの中には、観光よりもショッピングの時間や、トイレ休憩という名目で提携のおみやげ屋さんに連れて行かれることがよくあります。

これは格安ツアーであるほど顕著で、そこに立ち寄ってツアー客におみやげを買ってもらうことで旅行会社に売り上げの一部が入る仕組みになっています。

ワシントンD.C.にあるおみやげ屋さんの中で、博物館や観光スポットに併設されているもの、ホワイトハウスの東側、ニューヨーク通り沿いにあるギフトショップ、それから10番通り沿いにあるギフトショップに関しては、おみやげ屋さんあるあるのラインアップとなっていて、提携みやげ物店である可能性は高いです。

ただし、これらの店はどこもワシントンD.C.らしいおみやげを買えるので、提携あるなしにかかわらずおすすめです。

当然のことながら、これらのお店で売っているおみやげには観光地価格が上乗せされていますので、それが嫌な場合はスーパーやコンビニで買い物するのが良いでしょう。

しんちゃんのグアム旅行は今もなお、旅行を愉しむヒントを投げかけてくれる

放送から30年近くが経っているしんちゃんのグアム旅行ですが、今もなお私たち旅行者に旅を楽しむためのヒントを投げかけてくれています。

この放送で実際にグアムに行ったり、海外旅行に興味を持った方も多いのではないでしょうか?

当サイトはワシントンD.C.に関するサイトなので、ワシントンD.C.で過ごす際のポイントを紹介しましたが、他の場所に行く際にもきっとそれぞれの場所で役に立つ情報が見つかることでしょう。

世界の一流が集まる街、ワシントンD.C.へ。

CrossGateway

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2017年、一般観光客としてホワイトハウスの内部を見学したのをきっかけに、ワシントンD.C.に旅行する日本人向けに当サイトを開設。ワシントンD.C.の魅力と旅を心から愉しむための裏技など、ここでしか手に入らない情報をお届けします。

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