海外旅行に行く時、必ずと行っていいほど気になるのが目的地のベストシーズンではないでしょうか?
せっかく時間を作って海外旅行に行くのですから、行った先で最高に楽しみたいと思うのは当たり前ですよね。海外に行ってまで嫌な思いをしないためにも、目的地のベストシーズンを知るのはとても大切なことです。
そこで今回はワシントンD.C.のベストシーズンを4つの時期に分けて検証していきたいと思います。
ワシントンD.C.はその気になれば1年中季節や天気に関係なく愉しめる
ワシントンD.C.はハワイやグアムなどのリゾート地と異なり、都市観光としての目的地と言えるので1年中愉しむことができる、恵まれた場所です。
というのも、市内には季節や天候などに左右されないで観光できる博物館や政府関連の施設がたくさんあるからです。天気が良ければ緑豊かな街を散策し、逆に天気が悪い日には博物館などの屋内施設を心ゆくまで堪能することができます。
しかしながら、せっかくの海外旅行ですのでよく晴れる時期や色とりどりの花々が咲き誇る時期、紅葉が美しい時期などに行ってみたいですよね?
そこでここからは1年を4つの時期に区分してワシントンD.C.のベストシーズンとそれぞれの時期の愉しみ方を紹介します。
1月から3月
この時期は1年の中で最も寒い時期であると同時に特にこれといった祝日やイベントがあまりない時期です。1月の第3月曜日と2月の第3月曜日は、それぞれキング牧師の生誕、ワシントン大統領の生誕を記念する日ですが、特にこれといったイベントが開かれることはありません。
ただし、3月下旬ごろからはだんだん暖かくなり春の兆しが見えてくるので、この時期に行くのであれば3月下旬ごろがオススメです。そのほかの時期では天候が悪い場合があるので、屋内で愉しむのが良いでしょう。
4月から6月
4月から6月はワシントンD.C.のベストシーズンの一つと言えます。4月はイースターの時期でこの頃から5月ごろまでは色とりどりの花で市内が彩られます。また、イースターの日にはホワイトハウスのサウスローンでエッグハントが行われたり。春のガーデンツアーが行われて誰でもホワイトハウスを間近で観ることのできる機会があります。
また、この時期は比較的天候も良い日が多いので公園都市として知られるワシントンD.C.の緑を心ゆくまで愉しめます。ただし、6月ごろからは次第に暑くなり湿度も上がってきますので、4月から5月くらいがベストと言えるでしょう。
7月から9月
この時期は日本と同様、高温多湿の時期ですので暑いのが苦手な方にはあまりおすすめできません。ただし、7月4日は独立記念日で市内で様々な催しが行われるので、この日ばかりは一見の価値ありです。
また、この時期は1年で最も日照時間が長い時期で、朝の4時ごろから夜の9時ごろまで明るい上、夏時間が導入されているので、1日がとても長く感じることでしょう。そのため、この時期に旅行する場合は1日で2日分愉しめると思ってDCを満喫してみるのも良いかもしれません。
10月から12月
この時期は紅葉の季節あり、感謝祭あり、クリスマスありの楽しみ尽くしの時期です。ワシントンD.C.の中心部や北西区の住宅街は緑が豊かなので、歩いているだけでも自然を満喫することができます。また、この時期にはホワイトハウスの秋のガーデンツアーが催されます。
そして、10月31日にはハロウィン、11月第4木曜日には感謝祭、12月25日はクリスマスといったイベントが続くので、その時期になると街中がイベント一色に染まり、旅のテンションが上がります。
ただし、10月後半ごろになると一気に冬の天候になるので、防寒対策とそれにあった観光プランを立てておきましょう。
ワシントンD.C.は1年中愉しめるがベストシーズンは春と秋
ワシントンD.C.は屋内で愉しめる施設が多いので、その気になればいつ旅行してもハズレはありません。ただし、せっかく時間を作って旅行するのですから、公園都市としての魅力も存分に愉しめる時期である春と秋がおすすめです。
ただし、ワシントンD.C.の春と秋は日本と比べると遥かに短いので、ずれてしまった時や雨天時のために屋内で愉しむことも予定しておいた方が良いでしょう。
良い旅の想い出を作るためにも、ベストシーズンを把握してD.C.旅行を心ゆくまで愉しみましょう。
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