アメリカ合衆国の首都にして国際都市としても知られているワシントンD.C.にはホワイトハウスをはじめとした政府機関や、世界中からのコレクションが展示されているスミソニアン博物館など、様々なみどころがあります。
しかし、それらは一つの街に収まっていながら、ある程度の距離があるので移動手段を賢く使って効率よく周る必要があります。特にナショナルモールに至っては、その中心部のほとんどが芝生なので、目的地が見えていても実際にたどり着くまで相当の距離を移動しなくてはならないことが多く、思っていたよりも時間がかかってしまった、なんてことが多いのではないでしょうか?
そこで今回はワシントンD.C.を関する際におすすめの交通手段を紹介していきます。
ワシントンD.C.の交通手段は様々
世界の中枢といっても過言ではないワシントンD.C.には他のアメリカの都市と比べて交通手段が発達しています。中でも地下鉄はニューヨークほどではないものの、観光地の近くを走っていることが多いので、選択肢の一つになります。
次に路線バスですが、日本人、特に東京近辺に在住の方は電車の方が便利なのであまり馴染みがないことが多いと思いますが、アメリカは車社会なので、電車よりも発達しています。
それから、緑街多いため、公園都市とも呼ばれているワシントンD.C.ならではの交通手段として、シェア自転車があります。市内の至る所にレンタルスポットがあって、30分以内に返却すれば1日経ったの8ドルで利用できてしまう、大変リーズナブルな移動手段です。
主要な観光地巡りは地下鉄で
ワシントンD.C.の主要な観光スポットを巡るには地下鉄が便利です。
ただし、日本のように駅を降りたらすぐ目的地といったところはほぼなく、500メートルから1キロほど駅から歩くと思っておいた方が良いです。駅からの移動はあるものの、ワシントンD.C.の地下鉄は遅延が少なく、夜遅くに利用しても比較的多くの人が利用しているので、安心して乗ることができます。
ジョージタウンやワシントン大聖堂へは路線バスで
市内でも地下鉄が走っていないところは比較的地元の人が多く集まる穴場的なスポットがあります。そういった場所で地元の人と触れ合うことで一味も二味も違った体験ができ、旅の質が喀痰と向上すること請け合いです。
そういった場所に行くには路線バスが便利です。路線バスというと鉄道が発達している日本ではあまり馴染みがないことがありますが、ワシントンD.C.の路線バスは大通り沿いを走っていることが多いので、行きたい場所が大通り沿いにある場合は大変便利な交通手段です。
また、市内の一定の場所を走っている循環バス、サーキュレーターは観光地のすぐそばで止まることが多いので、地下鉄を利用したくない場合やホテルの前がバス停という場合には是非とも使っておきたい交通手段です。
ナショナルモール近辺の移動は自転車で風を感じよう
公園都市としての異名を持つワシントンD.C.中心部には広大な緑地帯があります。そこはナショナルモールと呼ばれていて、東には合衆国議会議事堂、西にはリンカーン記念堂があり、その周辺にも多くの博物館や記念碑などが建ち並んでいます。
そんな緑あふれた中にある観光スポットを巡るにはシェア自転車が便利で快適です。自転車は市内の至る所に設置されているスポットで借りることができ、30分以内に返却すれば1日たったの8ドルで利用することができる、大変リーズナブルな移動手段です。
それでも現地に交通手段は不安という方は乗り降り自由の観光バスで
これまでに紹介してきた交通手段は現地のものですが、ここからはCitySightsとBig Bus Toursの2社が運営している観光バスでを紹介します。
いずれも2階建ての観光バスを運行していて、観光地の目の前に停車してくれます。さらにこれらのバスはイヤホンガイドが搭載されていて、日本語にも対応しています。慣れない海外で日本語に対応した観光バスを利用できるのは大変ありがたいですね。
また、利用プランも3つあり、1日乗車券、2日乗車券、ガイド付きナイトツアーがありますが、このうち2日乗車券を買うとガイド付きナイトツアーが無料でついてきます。
初めての方はもちろん、何度も訪れている方や海外旅行に慣れていない方と一緒の場合は是非とも利用しておきたい移動手段です。
あなたに合った交通手段で快適なDC滞在を
ワシントンD.C.の交通手段は様々ですが、これらの移動手段を賢く使うことでより効率よく目的地にアクセスでき、旅の質が格段に向上します。
ツアーで主要な観光スポットだけを巡るのも良いですが、現地の交通機関を使うことでツアーでは決して観ることのできない新たな発見をすることができるでしょう。
ワシントンD.C.に行ったら是非公共の交通機関を使ってみてください。
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