ワシントンD.C.は、歴史や文化に溢れた素晴らしい観光地です。市内の中心に広がる広大な緑地帯、ナショナルモール付近にはホワイトハウスや合衆国議会議事堂、スミソニアン博物館など、多数の定番観光スポットがあります。
しかし、そこから少し離れると緑に囲まれた閑静な住宅地が広がり、中心部とはまた違った趣を醸し出しています。
今回は市内北西部にあるデュポンサークル周辺の人気の観光スポットを4つをご紹介します。
ホワイトハウスの北西にある円形交差点
デュポンサークルは、ワシントンD.C.に位置する主要な交差点です。1901年に完成した、美しい記念碑であり、このエリアの中心地となっています。デュポンサークルは、マサチューセッツ通りとニューハンプシャー通り、コネティカット通り、19番通り、そしてP通りが交わる市内有数の円形交差点です。周囲には、歴史的な建物、外交関連施設、高級ホテルなどが立ち並び、観光客に人気のスポットとなっています。
国立アメリカ系ユダヤ人軍事歴史博物館
国立アメリカ系ユダヤ人軍事歴史博物館は、アメリカにおいて、ユダヤ人が軍事に参加していたことを紹介する歴史博物館です。この博物館は、1775年以来、ユダヤ人がアメリカ軍に参加していたことを物語り、アメリカ軍において、ユダヤ人がどのような役割を果たしてきたかを明らかにします。また、ユダヤ人軍人のアメリカ軍における役割、サービス、そして偉業についても紹介します。国立アメリカ系ユダヤ人軍事歴史博物館は、アメリカのユダヤ人軍人の歴史、文化、そして役割を理解することを目的としています。
フィリップスコレクション
フィリップスコレクションは、ワシントンD.C.にある美術館です。1921年に設立されたこの美術館は、アメリカで最初のモダンアートの美術館の1つであり、モダンアートの鑑賞と理解の促進に専念しています。美術館は、ピエール・オーグスト・ルノワ、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソなどの有名な芸術家の作品を所蔵しています。また、現代アーティストの作品も展示しており、幅広い年齢層の訪問者に対する展示や教育プログラムも提供しています。フィリップスコレクションは、素敵な小さな美術館として知られており、絶対的なアットホームな雰囲気が特長です。モダンアートに焦点を当てた特別な雰囲気と設備は、ワシントンD.C.を訪れるアート愛好家や文化愛好家にとって必見の観光スポットとなっています。
ヘチューリッヒ・ハウス・ミュージアム
ヘチューリッヒ・ハウス・ミュージアムはワシントンD.C.のデュポンサークルエリアにある歴史的な家を再現した博物館です。この博物館は、19世紀にクリス・ヘチューリッヒという政治家・商人・慈善家によって建てられました。
博物館は、創設者であるブリュワー・マシンメーカーのクリス・ヘチューリッヒに関する展示物を含む多様な展示を行っています。また、ワシントンD.C.の歴史的な変遷や、19世紀のワシントン市の生活を伝える博物館としての役割を果たしています。
ヘチューリッヒ・ハウス・ミュージアムは、ワシントンD.C.の歴史と文化に関心のある人々、家族向けのアクティビティ、学生向けのエデュケーションプログラムなど、多様なグループに向けたプログラムを開催しています。訪れることで、ワシントンD.C.の歴史的な背景を深く知るすることができます。
使徒マシュー大聖堂
使徒マシュー大聖堂は、ワシントンD.C.のデュポンサークル地域にあるローマ・カトリックの教会です。この教会はワシントン大司教区の大司教座聖堂となっています。
ビザンティン様式の建築物で、美しいステンドグラスの窓、複雑なモザイク、美しく彫られた大理石の聖壇などが特徴的です。大聖堂は美しい建築で知られており、閑静な場所にあります。
通常の礼拝以外にも、コンサート、講演、美術展などのさまざまな宗教や文化のイベントが開催されており、カトリック信徒はもちろん、観光客にも人気のスポットです。
国際色豊かな観光スポットが目白押し
ワシントンD.C.のデュポンサークル周辺は、国際色豊かな施設が多く存在する素晴らしい観光スポットです。
これらの観光スポットを訪れることで、ワシントンD.C.の歴史や文化に触れ、印象に残る体験をすることができること間違いありません。
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