2019年末から世界中で感染を拡大している新型コロナウイルスの影響により、多くの方が不要な外出を自粛しているかと思います。
それに伴い、旅行に関しても催行予定のイベントやツアーなどのキャンセルが相次ぎ、多くの方が落胆しているでしょう。
ワシントンD.C.とその周辺地域でも感染が拡大しており、現地の方も日本と同じ状況に置かれています。2020年5月現在、日米間の出入国に関しては、過去14日以内に発生源である中国への渡航歴がない場合に限り出入国ができますが、このまま拡大が続けばいつ封鎖されてもおかしくない状況にまで迫っています。
そこで今回は、新型コロナウイルスの感染拡大にあたって旅行者目線で気をつけるべきことをまとめました。
旅行はもちろん、不要な外出は控える
旅行に関するサイトで読者にワシントンD.C.への旅行を推奨していながら、旅行を控えろというのは本来ならば不本意でありますが、健康な体無くしては全てが台無しになってしまうので、ここではこの時期の旅行は控えるよう、強くおすすめします。
この時期にワシントンD.C.への旅行を計画していた方には大変お気の毒ですが、今はご自身の体を第一に、その分次回の旅行を大いに愉しみましょう。
費用面に関しては旅行会社によりますが、大方このような事態に対しては全額返金されますので早急に対応しましょう。また、一部の旅行会社では支払った金額を直接返金はせず、次回の旅行にそのまま回せる場合がありますので、是非相談してみてください。
複数のメディアから常に最新の情報を入手する
不要な外出を控えると必然的に家にいる時間が増えますので、インターネットやテレビなどに接する時間が普段よりも多く確保できるかと思います。
そこでこれらのメディアを活用して常に最新の状況を確認し、ご自分にとって最善の対策をしてください。
ここで大切なのは複数のメディアから情報を入手することと、それらの情報からご自分にとって最善の対策を取ることです。
一つのメディアからだけだと、情報が偏りますので、必ず複数のメディアにアンテナを張り、必ずご自身にとっての最善策を考えてください。
入手すべき情報は二種類
常に最新の情報を入手というと、「テレビやインターネットなどから新型コロナに関するニュースをチェックすればいいんだろ。」と言いたくなるでしょう。
もちろんこのことは真っ先に入手すべき情報ですが、これと並行して旅行者としてやっておくべき事があります。
それは次の旅行に関する情報収集です。
「コロナ騒ぎで旅行どころじゃないし、行けないのに旅行の情報収集なんてしたくない。」という声が聞こえてきそうですが、今だからこそやるべきなのです。
空いた時間を使って次回の旅行に関する情報収集をすることで、普段は気づかなかったことや、行ってみたい場所などが見つかったりするので、次に旅行するときは新たな視点で現地を愉しむきっかけになったりします。
そういった視野を広げるという意味でも、この時期だからこそ旅行に関する情報を収集すべきなのです。
団体ツアーではなく、少人数、個人旅行を計画する
ウイルスの特性として、不特定多数の人が集まる密閉空間にいる時間が長いほど、感染のリスクが高くなります。
そこで長時間バスで移動し、団体で行動するツアーではなく、好きな時に屋外と屋内を行き来できる個人旅行、あるいは少人数での旅行を計画するのをおすすめします。
ワシントンD.C.は屋外でも屋内でも愉しめる街ですし、個人や少人数での旅行ならご自身の体調に合わせて無理のない旅行プランを組むことができます。
海外旅行保険がついたクレジットカードを作る
万が一のために、海外旅行をする方はほぼ何らかの形で旅行保険に入っていますが、旅行会社や空港などで販売している掛け捨ての海外旅行保険ではなく、海外旅行保険がはじめからついているクレジットカードを作っておくと良いです。
というのは、掛け捨ての保険の場合、クレジットカードの保険よりも幅広くカバーしてくれることもありますが、多くの場合加入から90日で自動的に効力がなくなってしまいます。
一方クレジットカードの海外旅行保険は持っている限り有効期限がありませんし、利用付帯の保険であれば旅行代金を支払って初めて効力を発揮するので、必要な時に補償を受ける事がでいます。
さらに自動付帯のクレジットカードで旅行代金を支払えば、もとからの補償額に加えて利用付帯分の補償も上乗せされますので、掛け捨ての海外旅行保険に加入するよりもメリットは大きいです。
旅行に行けないこの時期を逆手にとって次回の旅行をより快適に
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、旅行に関する事がほぼ全て台無しになってしまい、多くの方が落胆していますが、旅行に行けなくなってしまったこの時期だからこそ、常に最新の情報をキャッチし、次回の旅行で今回行けなかった分以上に愉しめるよう、準備を進めてはいかがでしょうか。
旅行に行けない時期に旅行の情報を仕入れることによって、出掛けたくなる好奇心が普段よりも刺激されれば、次回の旅行はより充実した、愉しい旅行になることでしょう。