ワシントンD.Cには、北米最大のローマ・カトリック教会があります。それが、無原罪の御宿りの聖母教会です。
北米最大のローマ・カトリック教会
ワシントンD.C.の北東区、ミシガン通り沿いに位置するこの教会は、国葬や大統領の就任礼拝の場として使用されており、需要な役割を持っている教会の一つです。また、年間を通してたくさんの観光客や巡礼者が足を運びます。
無原罪の御宿りとは?
「無原罪の御宿り」はカトリック教会の教義の一つで、原罪による穢れを神様の特別な計らいによって清められるという教えです。キリスト教の中でもカトリック教会においては、人間が誕生した瞬間には神の恵みを受けておらず、それが原罪に当たると考えられています。その後、カトリックへ信仰心を持つことによって、救い主イエスがその原罪を取り除いてくれるのです。
無原罪の御宿りの聖母教会は、そうした人間の原罪を清めることができるとされている聖母教会です。
北米最大と呼ぶにふさわしい荘厳な空間
この教会は、観光客に一般公開されており、観光客はもちろん、巡礼者などを合わせて年間366万もの人が足を運びます。また、基本的に教会の扉は閉鎖されていないので、どんなタイミングでも中に入ることができます。
この教会の中には、80以上の礼拝堂が設置されています。その中の大聖堂では、現代教会芸術の最大規模を誇るコレクションを愉しめます。聖母マリアを描いた作品も数多くあり、厳かな気持ちになれる場所です。
教会へのアクセス方法について
この教会は、ワシントンD.Cのダウンタウンから北東に行った場所にあります。ダウンタウンから徒歩で行くのは無理なので、メトロやバスを利用するのがおすすめです。もしも移動に不安を感じる人なら、送迎が含まれているツアーの利用や、タクシー、Uberで行く方法も良いでしょう。
ちなみに、地下鉄を利用する場合の最寄り駅はレッドラインのブルックランドとなります。駅から4ブロックほどで、徒歩15分から20分と少し距離がありますが、周囲にはおしゃれなカフェやレストランがあるので、街を散策するつもりでのんびりと足を運ぶのがおすすめです。なお、周辺には坂道が多いため、疲れない靴を履いていくのが良いでしょう。
神聖な気持ちになれる観光スポット
この教会は、実際の礼拝などで利用されている大聖堂です。そのため、足を踏み入れるととても厳かで、神聖な気持ちになれます。旅の疲れがスッと癒せるパワースポットのつもりで足を運んではいかがでしょうか。