健康的で見た目も華やかということから、日本食は世界で高評価を受けています。
ワシントンD.C.にも数多くの日本食があり、ラーメンや天ぷら、焼き魚など、本格的なものから気軽に食べられるところまで、幅広い選択肢があります。
そんな中、これぞ日本食、と言えるのが寿司ではないでしょうか?
今回はワシントンD.C.にある寿司店の中でも、観光に便利な場所に佇んでいる鮨店、賀久を紹介します。
ホワイトハウスからわずか2ブロック、ギフトショップの近くにたたずむ本格的な鮨店
賀久はホワイトハウスの正面に面しているペンシルヴェニア通りを東に進んで15番通りの交差点を渡った先のニューヨーク通りに面しています。
ペンシルヴェニア通りと15番通りの交差点を渡った先にはワシントンD.C.でも数少ない土産物店、ホワイトハウス・ギフツがあるので、それを目印にして北東に伸びる道を進むと右側に見えてきます。
建物の入り口には竹で編まれた格子の柵があるのでわかりやすいでしょう。
中に入ると左側にカウンター、右側がテーブル席になっていて、明るくモダンな雰囲気になっています。カウンターの奥には日本酒がずらりと並んでいるので、一時の間ここがワシントンD.C.であることを忘れてしまうような感覚になってしまうほどです。
また、メニューも日本語で表記されていて、日本語を話すスタッフもいるので、初めてワシントンD.C.を訪れる方でも気軽に入れる店です。ちなみに、日本語表記のメニューというと「どうせローマ字でしょ?」と思われるかもしれませんが、きちんとひらがな、カタカナ、漢字で表記されているので、安心してくださいね。
寿司といってもそこは海外、果たして見た目や味は如何に
海外で寿司というとカリフォルニアロールみたいなアメリカ仕様のものを想像してしまうこともあるのではないでしょうか?
確かにメニューにはカリフォルニアロールのようなものもありますが、賀久の寿司は上寿司、上ちらし、お刺身セットなど、日本の寿司店と何ら変わらないラインナップです。もちろん一貫からの注文にも対応しています。
また、セットもので苦手なネタがある場合は交換もできますが、ネタによっては追加料金になることがあるので注意しましょう。
寿司は銀座で修行を積んだ職人がひとつずつ丁寧に握っていて、シャリは日本米に赤酢が加えられたものが使われています。食感は日本の寿司と比べて若干もちもちしているので、好みが分かれるかもしれません。
次にネタですが、こちらに関しては日本の寿司店と何ら変わらない味です。また、見た目もにぎりに関しては日本の寿司店と変わらないどころか、むしろ賀久のほうが美味しいと思えるほどです。
さらに、セットものを頼むと豆腐とわかめとねぎの味噌汁がついてきますが、こちらも日本のものと変わりありません。
ただし、味に関しては個人の見解ですので、あくまでも参考に留めておきましょう。
ワシントンD.C.の中心で本格的な寿司を
観光に便利な場所に佇む賀久は本格的な寿司を堪能できる、市内でも数少ない寿司店の一つです。
観光の合間のひと時に、また日本食が恋しくなったときにふらっと立ち寄ってみるのも良いでしょう。