スミソニアン国立郵便博物館は、アメリカ合衆国の郵便サービスの歴史、世界中から集められた切手コレクション、ポストボックス、そしてギフトショップなどを展示しています。ここでは手紙も送ることができるため、スミソニアン国立郵便博物館に行く前に手紙を書いてここから送ることができます。
この記事では、スミソニアン国立郵便博物館を詳しく紹介します!
政府機関も入居している博物館の歴史
スミソニアン国立郵便博物館は、1914年にワシントンD.C.のユニオン駅の西向かいにある主要な郵便局として建設され、1986年に建設された建物の内部にあります。1990年11月6日に独立機関として設立され、1993年7月に博物館として開館しました。建物は、グラハム&バーンハムという建築会社によって設計され、1912年にダニエル・バーンハムが亡くなった後、アーネスト・グラハムが主導しました。
建物は、労働省労働統計局の本部として、また上院のデータセンターとしても機能しています。
スミソニアン国立郵便博物館の主な見どころ
スミソニアン国立郵便博物館は、1階建てですが、合衆国の郵便サービスの歴史、配送に使用された車両、オリジナルの切手デザインなど多くの見どころがあります。また、スクリーンで運営される郵便物の仕組みを紹介する映像展示や、手紙や切手の歴史について学べる展示もあります。ここでは、スミソニアン国立郵便博物館の主な見どころをいくつか紹介します。
郵便車両展示
スミソニアン国立郵便博物館には、19世紀から現代までの配送に使用された車両のコレクションが展示されています。自転車や馬車からトラック、飛行機まで、配送に使用された様々な車両が展示されています。
切手コレクション
スミソニアン国立郵便博物館には、アメリカ合衆国を含む世界中から集められた切手のコレクションがあります。古い切手から最新の切手まで、幅広い種類の切手が展示されています。
手紙の歴史
手紙は、長い歴史を持つコミュニケーション手段の一つです。スミソニアン国立郵便博物館では、手紙の歴史や手紙の書き方、手紙の封筒のデザインなどについて知ることができます。
郵便局の歴史
アメリカ合衆国の郵便局は、18世紀後半から存在しています。スミソニアン国立郵便博物館では、郵便局の歴史や郵便局員の制服、郵便局の内部構造などについて知ることができます。
ポストボックスの展示
スミソニアン国立郵便博物館には、アメリカ合衆国の歴代のポストボックスが展示されています。ポストボックスのデザインや、ポストボックスの製造に使われる素材などについて知ることができます。
スミソニアン国立郵便博物館にあるその他のサービスやイベントについて
手紙の送信
スミソニアン国立郵便博物館では、手紙の送信もできます。手紙を書いて、スミソニアン国立郵便博物館のポストボックスに投函することができます。また、手紙を書くための文房具や切手を購入することもできます。
ギフトショップ
スミソニアン国立郵便博物館には、ギフトショップもあります。ここでは、切手や手紙セット、ポストカード、書簡用紙など、様々な郵便に関するグッズが販売されています。また、博物館の展示に関する書籍や、ポスター、Tシャツなども購入できます。
イベント
スミソニアン国立郵便博物館では、年間を通じて様々なイベントが開催されています。例えば、切手の発行記念イベントや、手紙の書き方ワークショップなどがあります。これらのイベントは、郵便に関する知識を深めるだけでなく、楽しく学ぶことができる機会となっています。
教育プログラム
スミソニアン国立郵便博物館では、学校や団体向けに、様々な教育プログラムを提供しています。これらのプログラムでは、手紙の書き方や切手のデザイン、郵便業務の歴史などについて学ぶことができます。また、体験型のプログラムもあり、手紙の書き方や封筒のデザインを学んだり、手作りの切手を作ったりすることができます。
インタラクティブな展示で子どもから大人まで愉しめる
スミソニアン国立郵便博物館の展示は、ほとんどが体験型のものなので、子供たちはもちろん、大人にも大変魅力的な施設です。1~2時間ほどあれば、展示品のほとんどを見ることができますし、ワシントンD.C.の主要駅であるユニオン駅からも近く、アクセスが良いので、是非足を運んでみてください!