人類が初めて月面着陸したのは1969年7月20日のことでした。あれからさらに宇宙開発技術は進み、今では日本人宇宙飛行士も活躍している時代です。宇宙への憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。アメリカにあるスミソニアン航空宇宙博物館ではアポロ11号関連のグッズや飛行機の展示があり、1日では見学しきれないほど魅力がいっぱい。ここではそんな博物館の見どころをお伝えしていきます。
スミソニアン航空宇宙博物館ってどんなところ?
アメリカ旅行の人気スポットとして名高いスミソニアン航空宇宙博物館は、合衆国東部にある首都ワシントンD.C.にあります。スミソニアン協会の博物館の中でもずば抜けて人気が高く、夏休みになると観光客で一杯になります。
テーマごとに展示室がいくつもあり、シアターやプラネタリウム、お土産を売っているショップなどもりだくさん。1日では回り切れないほど広大なので、最初に見たいところをあらかじめ決めておかないと見たい物にたどり着けないかもしれません。
メインとなる展示フロアは2フロアありますが、月の石を触ったり、歴代の宇宙服を見学したりと、日本ではできない体験ができるのもおすすめポイント。月面着陸に成功したアポロ11号の展示室もありますよ!
これほど充実した博物館なので、さぞや見学料も高いのでは、と思うかもしれませんが、スミソニアン協会が運営しているため、なんと無料で見ることができます。ライト兄弟の飛行機も展示されており、飛行機ファンにとってもたまらない博物館なのです。
スミソニアン航空宇宙博物館に行ったらここだけは見ておきたい!
スミソニアン航空宇宙博物館の見どころは沢山ありますが、まずは1階に展示している月の石を触りに行きましょう。一生に一度あるかないかのチャンスなので、さぞや大行列ができていて待ち時間も長いのではというイメージがありますが、実はどういうわけかこの「月の石」はここではとても地味な存在。それほど順番を待つこともなく、アッサリと触れてしまいます。また、「Moving Beyond Earth」ではスペースシャトルの中で宇宙飛行士たちがどんな生活をしていたのかを知ることもできるので、ここも必見です。
2階には「Apollo to the Moon」という歴代のロケット「アポロ」を展示している部屋がありますが、ここは博物館の目玉といってもいいでしょう。いつ行ってもたくさんの人で賑わっています。有人飛行を計画してから成功するまで多くの失敗を重ねてきましたが、初めて月面着陸に成功したアポロ11号の司令船であるコロンビア号の実機も展示されています。
また、「World War II Aviation」というコーナーもあり、第二次世界大戦の時に活躍した飛行機がたくさん紹介されています。この中にはあの「ゼロ戦」もあります。飛行機ファンのみならず、歴史ファンにとっても垂涎物の展示室です。
スミソニアン航空宇宙博物館のお土産といったら「宇宙食」
お土産を買うなら、ミュージアムストアは外せません。ポストカードやビデオ、本、服など、バラエティ豊かな品ぞろえで見ごたえがあります。中でも特におすすめは子供用の宇宙服!喜ばれること請け合いでしょう。大人にはフライトジャケットもあります。本物志向の人なら自慢したくなるかも。
かさばらない物を探しているなら、スペースシャトルのエンブレムが光るボールペンもかっこいいです。自分用の記念品にしてもいいですね。会社や友達にたくさんお土産を買いたいなら、「宇宙食」もユニークでいいですよ。イチゴやアイスクリームなどがあって、1個6ドルでした。いろいろな味をたくさん買って、みんなの反応をみるのが愉しみになります。
スミソニアン航空宇宙博物館でまる1日じっくり愉しもう!
子供から大人まで楽しめるスミソニアン航空宇宙博物館はとても広いのでじっくりと時間を取って見に行くのがおすすめです。あらかじめウェブサイトで見たいところを確認しておくといいですよ。宇宙と飛行機、ふたつの空のロマンにどっぷりと浸ってきましょう。
ぜひこちらで紹介したポイントを参考にして、D.C.旅行を愉しんできてくださいね。