ワシントンD.C.には多くの美術館がありますが、その中でも特に現代美術に力を入れている美術館といえば、ハーシュホーン美術館です。今回は、ワシントンD.C.のナショナルモールに位置する、現代美術の巨匠たちの作品を所蔵する世界的に有名なハーシュホーン美術館について紹介します。
ハーシュホーン美術館とは?
ハーシュホーン美術館は、著名な投資家であるジョセフ・H・ハーシュホーンによって設立された美術館です。ジョセフ・H・ハーシュホーンは、20世紀の現代美術の最も著名な芸術家たちの作品をコレクションし、それらが美術館の基盤となりました。
著名な芸術家たちの作品を所蔵するコレクション
ハーシュホーン美術館のコレクションには、モンドリアン、ポロック、カンディンスキー、ロスコ、そしてウォーホルなど、20世紀の現代美術の最も著名な芸術家たちの作品が含まれています。美術館には、絵画、彫刻、写真、ビデオ、そして展示室そのものを作品とするインスタレーションなど、多様なメディアの作品が展示されています。そのため、観光客は、現代美術の歴史を肌で感じながら作品を鑑賞することができます。
美術館の印象的な設計と内部の特徴
美術館は、その印象的な設計でも知られており、ゴードン・バンシャフトによってデザインされました。建物は円形で、内部には中庭があり、美術館の中央には巨大なフォークアートの像があります。美術館の外観は、その巨大な銀色の筒のような形状で、一目を引きます。美術館内部には、作品の展示スペースの他にも、ミュージアムショップやカフェ、そして美術館の歴史を紹介する展示室もあります。
訪れるにあたって知っておきたいポイント
ハーシュホーン美術館は、スミソニアン航空宇宙博物館、自然史博物館、そしてアメリカ・インディアン博物館など、他のスミソニアン系列の博物館と同じ、ナショナルモールの東側にあります。
最寄り駅は地下鉄ブルー、オレンジ、シルバー、グリーン、そしてイエローラインが乗り入れるランファン・プラザ駅から7番通を北に進むと、左側に円形の建物が見えてきます。
7番通りの右側には航空宇宙博物館がありますので、併せて訪れると良いでしょう。
ワシントンD.C.で現代アートに触れるなら是非とも訪れたい
ハーシュホーン美術館は、現代美術の巨匠たちの作品を所蔵する世界的に有名な美術館です。印象的な建物と、モンドリアン、ポロック、カンディンスキー、ロスコ、そしてウォーホルなど、20世紀の現代美術の最も著名な芸術家たちの作品が展示されています。
ワシントンD.C.で現代アートに触れたいならば、ハーシュホーン美術館の訪問をおすすめします。