映画『エクソシスト』の舞台として有名なエクソシスト・ステップス

映画『エクソシスト』は、世界的に有名なホラー映画であり、その舞台となった場所も多くの人に知られています。その中でも特に有名なのが、ワシントンD.C.のジョージタウン地区にあるエクソシスト・ステップスです。この階段は、映画の中でキャラクターが落下する場面が撮影された場所として知られ、その後は観光名所としても人気を集めています。今回は、そんなエクソシスト・ステップスについて詳しく紹介していきます。

エクソシスト・ステップスとは？

エクソシスト・ステップスは、1973年の映画『エクソシスト』に登場し、その後、観光名所として有名になったワシントンD.C.のジョージタウン地区にある階段です。この階段は、36番通りの延長線上にあるコンクリートの階段で、プロスペクト通りと36番通りの角から始まり、M通り、キャナル通り、ホワイトハースト・フリーウェイの交差点から少し離れた小さな駐車場に向かって下っています。

映画『エクソシスト』との関係

エクソシスト・ステップスは、映画『エクソシスト』の撮影で使用された場所で、キャラクターのダミアン・カラス神父が落下するシーンが撮影されました。この階段は、撮影のために厚さ半インチ（13 mm）のラバーで覆われ、カラス神父が落下する家が階段から少し後ろにあったため、映画撮影スタッフは、家の偽の正面を持つ東に向かって拡張部分を建設し、シーンを撮影しました。

観光名所として認知されるまでの歴史

エクソシスト・ステップスは、以前は有名なサスペンス・ホラー映画監督アルフレッド・ヒッチコックの名前から「ヒッチコック・ステップス」と非公式に呼ばれていました。しかし、映画『エクソシスト』の人気が高まると共に、この階段は「エクソシスト・ステップス」として知られるようになりました。2015年のハロウィーンの週末に、エクソシスト・ステップスは、映画の監督であるウィリアム・フリードキンと脚本家であるウィリアム・ピーター・ブラッティが出席したセレモニーで、ワシントンD.C.のランドマークと公式の観光名所として認められました。

観光スポットとして人気の理由

エクソシスト・ステップスは、映画『エクソシスト』の影響で観光名所として有名になりました。多くの人々が、この階段を訪れ、映画のシーンを再現することを愉しんでいます。また、この階段からは、ワシントンD.C.の美しい景色を眺めることができ、地元の住民や観光客の人気スポットとなっています。さらに、階段の歴史的価値や、建設当初から公共の場所として開かれていたことなども、訪問者の関心を引く要因となっています。