どこまでが日本でどこからがアメリカ?空港で国境を越えるという考え方について

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日本からワシントンDC、またワシントンDCから日本に移動する際、空港で入国審査や税関検査を通ります。

日本は周りを海に囲まれた島国で陸続きの国境がないので、国境を越えるという考え方は多くの日本人にとってあまり馴染みがないでしょう。

しかし、海外旅行に行く時、空港で通る出入国審査や税関検査は国境を越えるための立派な手続きで、知らず知らずのうちに国境を超えていることになります。

では具体的にどこまでが日本で、どこからがアメリカなのか考えていきたいと思います。

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空路でのボーダーラインは陸路での越境にヒントがある

アメリカとメキシコの国境

空路での国境越えについて考える前に、地図上で簡単に見ることができる陸上の国境を陸路で越える時について考えたいと思います。

アメリカは北にカナダ、南はメキシコと陸でつながっていて、国境付近には大小様々な街が点在しています。

それらの街には必ずと言っていいほど国境検問所があり、入国審査と税関検査場を通過することになります。

それらの検査場は国境線を超えたところにあり、越境する人は基本的に無意識のうちに実際の国境線を超え、入国先の国が管轄する国境検問所で入国審査と税関検査を受けた後、正式に入国したことになります。

ここでポイントとなるのが陸路で国境を越える場合ははじめに実際の国境を越えてから入国手続きをして正式に入国するというプロセスで、国境という考え方からすれば地図上に描かれている国境がそれになりますが、国境を越えるという考え方でいうと、手続きを済ませて正式に入国が許可されたタイミングと言えます。

例えばメキシコからアメリカに入国する際、はじめに地図上の国境を越えてその後すぐのところにあるアメリカの税関国境警備局で入国審査と税関検査を受けて正式に入国が許可され、施設を出たところがアメリカに入国したタイミングと言えます。

逆の言い方をすれば、入国しようとする国の領土にいたとしても、入国審査を受けていない段階ではまだ入国したことにはなっていません。

空路でのボーダーラインも入国手続きを終えた先

手荷物受取所

日本からワシントンDC、またワシントンDCから日本に移動する際、多くの方は飛行機で日米間を移動することになります。

飛行機で出入国する場合は空港にある出入国審査、税関検査場で出入国の手続きをしますが、日本からアメリカに入国する場合はアメリカの領土内にある最初の空港で入国審査と税関検査を受けます。

その際、飛行機から降りて入国手続きが終わるまでの段階では、アメリカの領土内にいながら正式にアメリカに入国していることにはなっていません。

空路でアメリカに入国するタイミングは入国審査と税関検査を終え、預けた手荷物を受け取った後の出口を通った先と言えます。

日本出国のタイミングは出国手続きを終えた後

成田空港の出国手続き後のエリア

アメリカに入国するタイミングは入国手続きを終えた先の出口になりますが、日本を出国するのはどのタイミングでしょうか。

日本を出国するタイミングもアメリカに入国するタイミングと同じ考え方で、出国手続きを終えた後と言えます。

そのため、日本を出国するのは日本にある国際空港の出国審査場を超えたタイミングになります。

日本の国際空港には免税店があり、海外旅行を彩る楽しみの一つになっていますが、これはすでに日本を出国しているので、日本で課せられる税金を支払う必要がないというのが免税店の本質です。

アメリカの出国手続きは日本とは違う、アメリカを出国するタイミングとは

搭乗ゲート

日本の国際空港には出国審査場がありますが、アメリカの空港には出国審査場はどこにもありません。

アメリカでの出国手続きは空港にある航空会社のチェックインカウンターでチケットを発券する時同時に行われます。

ただし、この段階ではまだセキュリティ検査や搭乗手続きが終わっていないので、正式な出国ではなく仮出国の扱いになります。

日本の空港ではこの後セキュリティ検査と出国審査に進みますが、アメリカの空港ではセキュリティ検査を進んだ後は国際線、国内線かかわらずいきなり搭乗ゲートがあるコンコースになります。

コンコースにはもちろん免税店をはじめ、色々なジャンルのショップがありますが、免税品を買った場合はお店では受け取らず、搭乗ゲートの改札を超えた先で受け取ることになります。

これは搭乗ゲートの改札を越えた場所が正式にアメリカを出国したタイミングになるためで、それまではまだアメリカにいることになっているからです。

日本入国のタイミングはアメリカの入国と同じ

成田空港の到着ロビー

アメリカと日本の出国プロセスは異なっていますが、入国のプロセスはアメリカと変わりません。

飛行機が日本の空港に到着し、降機してから税関検査を終えて出口を出るまでは日本の領土にいながらにして、正式に日本にいることにはなっていません。

入国審査場で正式に日本入国が許可され、手荷物を受け取った後税関検査を終えた先にある出口こそが空港にある日本のボーダーと言えます。

出国手続き後から入国手続き前までの間はどこの国?海外旅行で経験する不思議な体験

デルタ航空エアバスA350の機内

日本とアメリカを出入国するタイミングはこれまで紹介した通りですが、ここで出国した後から入国するまでの間、どこの国にいるのかと思うのではないでしょうか。

実際には地図上のエリアにいるのですが、書類上はどこの国にも属していないことになっています。

また、飛行機内では航空会社が所属する国の法律が適用されますが、旅行者は航空会社スタッフの指示に従う必要がありますが、よほどのことがない限り法律によって拘束されることはありません。

そのため、出国手続き後から到着地で入国手続きを終えるまでは、どこの国にも属さない不思議なエリアにいると言って良いでしょう。

さらに、飛行機に乗ってしまえば時差が異なる場所に移動するので、機内サービスは時差ぼけを最小限に抑えるために独自のタイミングで提供されます。

なので、一歩機内に入ってしまえば地上で流れている時間という概念からも解放され、地上では決して経験できない不思議の体験をすることができるのです。

地図上の線だけが国境じゃない、空港での越境を意識してより充実した旅行を

海外旅行をする時、何気なく飛行機に乗って移動していますが、実際にはきちんとしたタイミングで国境線を超え、出入国をしているのです。

空路で越境するタイミングを知ることで、地上では決して経験することのできない不思議な体験を味わえたり、日本へ向かう国際線搭乗の直前までアメリカを意識して旅を愉しむことができます。

次回飛行機に乗る際は是非とも越境を意識して旅をしてみてください。

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