ワシントンD.C.を訪れたからには、実際に中に入ってホワイトハウスを見学してみたいですよね。
ホワイトハウスは大統領が居住し、仕事を行う場所です。そのため入館手続きやセキュリティチェックがあります。
慣れない海外ですので、失敗しないように気を付けたいと考えるかたが多いのではないでしょうか。
今回はホワイトハウスに入館するときに必要なことを、実際に内部見学ツアーに参加した当方が詳しく紹介していきます。
入館手続きについて
ホワイトハウスを見学するためには事前に入館手続きが必要です。入館を申し込むときに見学希望の日程を第三希望まで聞かれます。しっかり第三希望まで考えておきましょう。
ホワイトハウスの開館時間は火曜日から木曜日は朝の7時30分から11時30分まで、金曜日と土曜日は7時30分から13時30分までとなっています。しかし年2回開催されるガーデンツアー時には入館できないので事前に日程確認が必要です。
審査に合格すると、チケットが添付されたメールが送られてきます。メールにはガイダンスが書いてあり、それに従って持ち物を用意しましょう。この時、チケットには持ち込み可能なものと不可なもの、見学中にしてはいけないことが記載されています。入館前によく読んでおくことがおすすめです。またホワイトハウス内にはトイレがありません。見学前に商務省内のビジターセンター、もしくはホワイトハウス南側にあるエリプスパビリオン内で済ませておく必要があります。
- 持ち込み可能なものは次の通りです。
- レンズが3インチ以下のカメラ(動画撮影不可)
- 携帯電話、スマートフォン(動画撮影、テキストチャット、通話不可)
- 財布
- 傘
- ペースメーカーなど必要とされる医療機器
一方、持ち込み不可なものは以下の通りです。
- ビデオカメラ
- タブレット端末
- 外付けレンズ
- 三脚
- セルフィースティック
- バッグ(全てのタイプが不可)
- レーザーポインター
- 拳銃などの武器
- 飲食物
- スプレー缶
かなりの数のものを持ち込むことができないので、身軽な格好で行くことがベストです。
そしてメールで送られてきたチケットを印刷したものと、外国人なのでパスポートを携帯し、商務省西側の15番通り沿いにある通用口に指定時間の15分前までに行きましょう。時間厳守です。
ホワイトハウスのセキュリティチェック
入館する前にホワイトハウス内での安全のためセキュリティチェックが行われます。
セキュリティチェックを受けるためには、ホワイトハウスビジターセンターと交差点を挟んだところに立っている警備員さんに声をかけます。すると身分証明書とチケットの提示を要求され、入場時間を聞かれます。
そのあと財務省の南側を通り、セキュリティチェックがある建物に入ることができます。
セキュリティチェックをする建物に入ると、まずエアシャワーで外部の砂埃などを落とされます。続いて金属探知機検査です。その際再度身分証明書と持ち物の確認が行われます。身分証明書は何度も確認されるので出しやすいところに携帯しておきましょう。
充実した見学ツアーを
ホワイトハウスはアメリカの大統領が生活する政府の施設です。そのため博物館や美術館とは異なる部分がたくさんあり、セキュリティーが厳しいのが特徴です。せっかくの海外旅行で変に怪しまれ面倒ごとに巻き込まれたくなければ、事前にしっかり確認を行いトラブル回避に努めましょう。
ホワイトハウス見学を通してアメリカの歴史を感じて来てください。