アメリカのチップ事情と旅行者がおさえておきたいポイント、ワシントンDCで困らないために

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ワシントンDCをはじめ、アメリカに旅行する時に必ず必要になるのがチップで、日本人にとって悩みの種の一つと言えます。

日本では商品やサービスの値段は必ず表示されていて、その値段に消費税をプラスすれば手に入りますが、アメリカではそれに加えてそれなりの額のチップを上乗せしなければなりません。

今回はアメリカのチップ文化と場面に応じたチップの相場を紹介します。

ワシントンDCだけでなく、アメリカ旅行全般で使えますので、是非活用してください。

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アメリカのチップと日本の商品価格について

コイン

まず初めに、チップという言葉を聞いて多くの日本人は「サービスをしてくれたお礼として感謝の気持ちを込めて少額のお金を渡す」というイメージではないでしょうか。

確かに、アメリカのチップもこのような面がありますが、それ以前にアメリカのチップは「商品価格の一部」であり、相当額のチップを払うことは当然のことなのです。

商品価格の一部なので、逆にいうとあまりにも少ない金額の場合は「適正な金額を支払っていない」ことになり、悪い言い方をすればある種の万引きに近い感覚と言えます。

日本では一般的にチップがないと言われていますが、すでに商品やサービスの価格に含まれていて、大抵の場合は無意識のうちに適切な金額を払っているのです。

旅行先でチップを払うのを忘れたり、相場よりも低いチップを払って店を出ようとした時、スタッフに追いかけられたり、嫌な顔をされた経験がある方は、チップの本質を理解していないのが原因と言えるでしょう。

アメリカでチップの考えが生まれた理由

ドル紙幣

自由を重んじるアメリカでは、「個人の財産は個人で管理する」という考えが日本よりも強く、日本では当たり前の商品やサービスに対する支払い方法の一つである銀行引き落としという考え方は、アメリカではあまり馴染みがありません。

アメリカでは国家が個人の財産を奪う権利はないことが合衆国憲法で明記されているので、商品やサービスの対価として支払われるべき金額も消費者が自由に決める権利があるという考えになります。

では、なぜ適正なレートでチップを払わなければいけないのでしょうか。消費者が自由に価格を決められるなら、チップを払わない権利もあるだろうと考えるかもしれません。

しかし、チップは払うべきところできちんと払わなければいけません。

なぜなら、チップは商品やサービスの価格の一部であり、表示されている価格と消費税に適正なチップが上乗せされて初めて商品やサービスの対価として成立するからです。

適正なチップを払うことでお店側には正規の売り上げが計上され、そこで働く人たちに正規の賃金が支払われるので、チップをきちんと払うことは働くスタッフの権利も守ることになるのです。

シーン別、適正なチップの金額一覧

ホテル

利用シーンチップのレート
ドアマン荷物一つにつき2〜3ドル

ホテルの顔と言われるドアマンは車寄せからお客様の荷物を取り出し、フロントデスクまで運んでくれますが、ここでチップをケチらずに出せば第一印象はクリアです。
フロントデスク5〜10ドル程度

宿泊するお部屋への入り口と言っても過言ではないフロントデスクでは、気持ち多めに出すことでより良いお部屋に通される可能性が生まれます。
ベルマン荷物一つにつき2〜3ドル

ホテルのロビーからお部屋まで荷物を運んでくれるベルマンは、荷物を運ぶだけでなくお部屋にある設備の説明などもしてくれます。
コンシェルジェ用件1件につき10〜20ドル程度

ロビーの一角に駐在し様々な要件をこなしてくれるコンシェルジェの仕事は時にハードになりがち、そこで用件の度合いに応じて10ドルから20ドル程度渡せば、相手もきっと喜ぶことでしょう。
ビローチップ1泊1部屋につき2〜3ドル

日本のホテル料金は一人あたりですが、アメリカのホテルでは1部屋あたりの料金となり、チップも1部屋あたりで計算します。

通常、旅行会社は1泊につき1ドルと案内しますが、これは1部屋に2人から3人宿泊することを前提にしたものです。

タクシー、送迎

利用シーンチップのレート
空港とホテル間の送迎、観光地までの移動手段1回の利用につき料金の20%程度

ここで注意したいのが空港とホテル間の送迎で、通常往復で予約しますが、チップを渡すのは片道ごとにそれぞれの運転手に渡してください。

例えば往復料金が100ドルの場合、まとめて渡すのではなく、区間ごとに10ドルずつそれぞれの運転手に渡すことになります。

リムジンでは現金手渡しですが、タクシーの場合クレジットカードでチップを支払うことができます。

レストラン

利用シーンチップのレート
食後のお会計時基本請求額の15〜20%程度

食後のお会計時に渡される請求書に記載されている基本料金からチップの金額を計算しパーセントを記入、その後したに記載されている消費税を加算。

最後に合計金額から小数点第二位を差し引いた金額を記入し、スタッフに渡してください。
チップの計算例請求額が79.86ドルの場合

基本料金:69.75ドル
外食税:10.11ドル(14.5%)

基本料金からチップを割り出すのでチップの金額は以下の通り。

15%:10.46ドル
18%:12.55ドル
20%:13.95ドル


請求額とチップの金額を足した合計金額から小数点第二位を引いた金額をを一番下に記入。

15%:90.3ドル
18%:92.4ドル
20%:93.8ドル

日本でも実践できる、賢いチップ術

日本では一般的にチップはないと言われていますが、厳密にいうとチップは商品やサービスに表示されている価格に含まれていることがほとんどなので、チップ自体は存在していることになります。

ここでポイントになるのが、「日本のチップは商品やサービスに含まれていることがほとんど」ということで、一部チップが含まれていない場合があるということです。

ヒルトン・ホテル

それは4スター以上のホテルや、高級レストラン、一部のアメリカ料理を提供するレストランなどで、レシートにサービス料として別に記載されています。

日本の場合、適正な金額が自動で請求されますが、大抵商品やサービスの本体価格の10%程度引かれます。

本体価格と消費税とは別にサービス料として記載されることで、チップの考え方を視覚的に味わえますので、アメリカでチップを払う時の参考として活用できるでしょう。

チップを実践できる日本にあるおすすめのホテルとレストラン

モートンズ丸の内で提供されている前菜

アメリカ旅行に行く前に日本でチップの考えを知っておくと、実際に出かけた時よりスムーズにチップを支払えると思いますので、ここからは日本にあるおすすめのホテルとレストランを紹介します。

ホテルとしておすすめなのは、やはりマリオット・インターナショナルとIHG(インターコンチネンタル ・ホテルズ・アンド・リゾーツ)です。

この2つのホテルグループはワシントンDCにも数多くあり、全世界で一律のサービスを提供していますので、現地に行った時によりスムーズにホテル滞在を愉しめるでしょう。

Marriott InternationalIHG: インターコンチネンタルホテルグループ

一方、日本にあるおすすめのアメリカ料理レストランですが、モートンズやBLT、ローリーズなどが有名です。

しかし、これらのお店は日本ではかなりの高級レストランとして出店していますので、なかなか気軽に入れないという方がほとんどでしょう。

そこでお勧めしたいのがTGIフライデーズとレッドロブスター です。

この2つはファミレスと比べるとお値段は張りますが、レシートにきちんとサービス料が記載されますので、チップの感覚を掴むにはちょうど良いレストランと言えます。

チップは対価の一部、適正なレートで愉しい旅行を

アメリカのチップは商品やサービスに対する価格の一部なので、日本でいう「御心付」とは全く違うものです。

適正な金額をチップとして渡すことで、旅行者であるあなただけでなく、渡された側のスタッフも気持ちよく仕事ができるので、結果的に良い雰囲気に包まれることになります。

チップを上手く渡せるようになれば、旅の上級者として堂々と愉しめることでしょう。

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